日本ハム・吉田輝星投手、最後の金足農バッテリーの投球練習

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北海道日本ハムにドラフト1位ルーキー・吉田輝星投手は、金足農で行う今年の練習を打ち上げた。これで最後になるであろう、甲子園でバッテリーを組んだ菊地亮太捕手への投球は34球、サインを確認しての投球だった。

寂しいなという気持ちがある

吉田輝星投手はこの日、早朝から雪の降る屋外で約2時間のランニングを行った。雪の降る中で長靴でランニングを行った。「長靴が重くて、しっかり蹴らないと走れないので、雪と相性ばっちりなのかな」と話した。

そして、屋内練習場に入ると、甲子園でもバッテリーを組んだ菊地亮太捕手と投球練習を行った。今年夏は秋田大会初戦から甲子園準決勝まで一人で投げぬいた吉田投手だが、全試合を9人で戦った金足農、捕手の菊地選手も捕手として全試合全イニングに出場しており、吉田投手の150キロの球を受け続けた。

その菊地捕手への投球は約1カ月ぶりだった。そして、おそらくこれが最後となる。サインを確認してカーブ、ツーシーム、スライダーを投げ、立ち投げで15球を投げた後、菊地捕手を座らせて19球を投げた。「100%に近いくらい。凄い良い感じで投げられています」と話し、甲子園と同じような球威あるボールを投げ込んだ。そして、「ずっと受けてもらっていたので、寂しいなという気持ちがある」と話した。

力のある投手が100%力を発揮するには、その球を受けられる捕手が必要だ。おそらく中学、高校、または大学でも、ものすごい球を投げる投手はいるが、その球を受けられる捕手がいなかったため、力を温存していたり、野手としてプレーしたり、または野球ではなく別のスポーツに移ったりという話を聞く。特に150キロの速球と、鋭いスライダーや沈むボールを投げる投手の球を、しっかりと受けた菊地捕手がいなければ、今の吉田投手はいなかったといっても過言ではない。

吉田投手は昨年の今頃は、ここまで名前の挙がる投手ではなかった。大ブレークした2018年、その練習をやり終えた。そして元旦からランニングを始め、1月9日から始まる日本ハムの新人合同自主トレに向け鎌ヶ谷へと向かう。

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来月上旬の入寮へ準備も万全だ。室内練習場では甲子園でバッテリーを組んだ菊地亮を相手にブルペン投球。約1カ月ぶりとなった相棒への投げ込みは、おそらくこれで最後となる。「ずっと受けてもらっていたので、寂しいなという気持ちがある」と魂を込めた。
サインも確認しながらカーブ、ツーシーム、スライダーを織り交ぜ、立ち投げ15球に座らせて19球。「(甲子園の時と比べて)100%に近いくらい。凄い良い感じで投げられています」。これで2018年の練習は全てやり遂げた。

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