186cmのベストナインスラッガー、中央大の堀内寛人選手は証券のプロへ

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東都大学リーグで3年の秋に指名打者でベストナインを獲得した中央大の堀内寛人選手は、大学で野球を辞め野村証券で証券マンのプロになる。

左のスラッガー

堀内寛人選手は186cm83kgの体から強烈な打球を見せ、3年秋には打率.354を記録してDHでベストナインに選ばれると、昨年12月には侍ジャパン大学代表合宿に参加し、紅白戦で2ランホームランを放った。

左のスラッガーとして今年はドラフト候補として注目されたが、チームは春・秋ともに最下位に沈んだ。それでも堀内選手は秋の1部2部入れ替え戦で、2戦目に2安打3打点の活躍を見せて1部残留を決める打撃を見せていた。

堀内選手は、県岐阜商出身で大型外野手として期待されたものの、背番号16の控え選手にとどまっていた。しかし、中央大のセレクションを受けると、当時中大コーチだった清水監督に「今までの実績なんて関係ない。実力派あるんだから一緒に野球をやろう」と声を掛けられ、猛勉強に末に指定校推薦で中央大に合格した。

「大学に入った時点で学生生活で野球から身を引く覚悟だった。最後の4年間だからとにかく頑張ろうという気持ちでした」と覚悟を決めて臨むと、1年秋にはリーグ戦に出場し、3年秋にはベストナインを獲得するところまで成長、大学代表候補にもなり就職活動をするかどうかを決断する際には「人生で一番悩んだ。でも一度一般就職を決断して、また戻れるほど甘い世界じゃない。中途半端はしないと思って決断した」と、一般就職をすることを決め、野村證券への内定を獲得した。

堀内選手は「社会に出た時、何かしらのプロになりたいという思いで決めた。野球ではプロになれなかったけど、ビジネスのプロになることで清水監督に恩返しがしたいですね」と話した。

ひときわ大きな証券マンが営業にきたら、それが堀内選手かもしれない。証券のプロとしてまた、勝負強さを見せてくれるだろう。

中央大4年生の進路(2018)

中大堀内野村證券 ビジネスのプロへ スポーツ報知紙面 2018/12/24

 

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