星稜・奥川恭伸投手が148キロ、光泉の吉田力聖投手と対戦しヤクルト・阪神注目

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星稜は光泉と練習試合を行い、奥川恭伸投手が3回を投げて2安打無失点の投球を見せた。また光泉の吉田力聖投手も144キロの速球を投げる投手として注目されている。

2日続けて投球し納得

前日の今年の対外試合初登板では味方のエラーも重なって失点をしていた奥川恭伸投手、この日も先発をすると、最速は148キロを記録し3回を投げて2安打無失点と好投をした。

前日は147キロを記録も、あまり実感をした感じはなかったが、この日は「昨日より指のかかりがよく、ストレートはずっと良かった。感触は悪くない」と話し、148キロを計測したことに「そのくらいは出ていたと思う」と話し、「もう少し出そうな感覚はあるが、それだけ出ていれば十分。」と納得の表情を見せた。

球速については、四天王の一人、横浜の及川雅貴投手が151キロを記録したことを聞いて「なんでそんなに出るのか不思議」と話したが、「球速を競うのではなく、コースや高さなどしっかりピッチングをしたい」と話し、球速で盛り上がる周囲をは違う反応をみせている。及川投手も151キロを記録しても「たまたまです」と話した。二人ともセンバツに向け、しっかりとした投球ができるかどうか、まだ実戦初戦という事もあり不安もある状態だろう。これから対外試合で抑えていって、センバツでも投げられると自信をつけていく段階にある。

この日、星稜が対戦した光泉高校には、178cmから144キロの速球を投げる吉田力聖投手がおり、この日は先発をしたものの球速は141キロ、4回で6失点という結果となった。それでも、「この時期にしては上出来。球自体は悪くなかった」と話した他、試合後には奥川投手とトレーニングをし、奥川選手からクセも指摘されたという。「今日は吸収できるものを吸収したかった。自分もああいう投球を夏までにしたい」と奥川投手と目標に夏を目指す。

また星稜は捕手の山瀬 慎之助選手が2試合で10打数8安打と大当たりを見せた。プロ注目の強肩捕手で、昨年秋から右手痛に悩まされていたが、「もう問題ありません」と万全の状態でセンバツを迎える。

この日は東京ヤクルトの阿部スカウトと阪神の筒井スカウトが視察し、筒井スカウトは「スターになれる可能性のある素材」と評価した。

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NPB2球団が視察。スピードガンで148キロを確認したヤクルト阿部スカウトによると、球速が出にくい機材だったといい「普通のガンなら150は出ていた」と直球の威力を認めた。9日に横浜・及川が151キロを出したことに「すごい」と感心した奥川も球速への興味はある。好投手の分かりやすい指標の1つが「球速」であるのは間違いないが、奥川は「それだけ(148キロ)出ていれば十分。もう少し出る感覚はあるけど、無理はしません。球速で競うのではなく、しっかり『ピッチング』ができるようにしたい。早くピッチングがしたいです」ときっぱり。チームを勝たせるための投球を極めようとしている。

9日の今年初登板で147キロを出した奥川は、2球団のスカウトが見守る前で3回を2安打無失点に抑え、直球は前日を上回る148キロをマーク。「真っすぐでしっかり押せていたので感触は悪くない。もうちょっとです」と納得の表情を見せた。

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