履正社・井上広大選手が関西大戦で2ランホームラン、西武・ヤクルトが視察

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センバツに出場する履正社が関西大を相手に練習試合を行い、4-2で勝利した。プロ注目スラッガーの井上広大選手が2ランホームランを放った。

通算26号

井上広大選手は187cm92kgのスラッガーで、センバツではスラッガーとしてトップクラスと評価される選手、この日は関西大と対戦をしたが、第1打席でセンター前ヒットを打つと、第2打席でも右中間への2ベースヒットを放った。

そして6回の第3打席では、フルカウントからストレートを狙い振りぬくと、打球は左中間の最深部のフェンスを越える2ランホームラン、今季3本目で高校通算26号のホームランとなった。「打撃ではいつも当ててばかり。きょうは大学生が相手ということもあって初球からフルスイングしていこうと思った」と話した。辛口の岡田監督も「対応していたのは井上くらい。」と話した。

今季は逆方向にもホームランが放り込めるようになり、新たな段階を迎えている。「前までは変化球に対応できなかったけど、今は前足に体重が乗って拾えるようになった」と成長を実感している。岡田監督も、「ここ最近の練習試合では右にも本塁打が出ている。経験者が頑張ってくれないと」と話し評価をしている。また対戦した関西大の早瀬監督も「体が大きい。右打ちの安田くんみたい。ムラがなく、抜群に良かった」と、2017年に千葉ロッテに1位指名された安田尚憲選手と比較をして評価した。

この日は、埼玉西武、東京ヤクルトの2球団のスカウトが視察、東京ヤクルトの阿部スカウトは「右の大型外野手で長打が魅力。スケールが大きい」と話し、右の大砲候補として大きく印象付けられた。甲子園でもアーチを描けば、さらに評価は高まっていく。今年夏までに50本近くまでホームラン数を伸ばして行くようになれば、ドラフト上位、1位という声も出てくるかもしれない。

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西武、ヤクルトの2球団が視察した中で、今秋ドラフト候補の4番打者が、大学生を圧倒した。関西学生リーグで登板経験がある左腕・巻大地(新2年)の直球を左中間へ放り込んだ。「初球からフルスイングしていこうと思った」。8日の練習試合解禁後は6試合で3発目。ヤクルトの阿部スカウトは「右の大型外野手(187センチ、95キロ)で長打が魅力。スケールが大きい」と熱視線を送った。

中前打、右中間二塁打とマークして迎えた6回の第3打席。フルカウントからの直球を強く振り抜くと、打球は左中間最深部のフェンスを越えていった。今春3本目、高校通算26本目のアーチに「初球に、始動が遅くてファウルしてしまった。しっかり準備して、もっと早いカウントで打てるようにしないと」と意識の高さをうかがわせた。

岡田龍生監督(57)も「(大学生に)対応していたのは井上くらい。ここ最近の練習試合では右にも本塁打が出ている。経験者が頑張ってくれないと」と選抜に向けて、状態の仕上がりをよろこんでいた。

その長打力に目を丸くしたのは敵将の早瀬万豊監督だ。「体が大きい。右打ちの安田くん(尚憲、現ロッテ)みたい」とドライチOBと重ねる。

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