創志学園・西純矢投手が5回9K、巨人、ヤクルト、広島、西武、ロッテ、楽天が視察

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創志学園が慶応高、高知商と練習試合を行い、西純矢投手が慶応戦に先発して、5回1安打9奪三振無失点の圧巻の投球を見せた。この試合には巨人、東京ヤクルト、広島、埼玉西武、千葉ロッテ、東北楽天の6球団のスカウトが集まった。また、中学時に150キロの速球を投げ、今年から高知高校に入学する森木大智投手ともあいさつを交わした。

特大弾も

西純矢投手は慶応高校戦で先発をすると、初回は得意の変化球でストライクを先行させ、最後の決め球に、最速148キロを記録したストレートを持っきて三振を奪うった。そして2回からはストレートで押す投球を見せ、慶応高校打線を寄せ付けず、5回を投げて65球、打者16人に許したヒットは1安打、9つの三振を奪う投球を見せた。

「球速よりもコントロールです。初回は変化球で様子を見て、2回はマウンドにも慣れたのでストレートで押しました」と話し、この日は制球を重視したと話し、「左打者の外側から曲げて、ストライクゾーンに入れるスライダーがよく決まりました」とスライダーの曲がりどころも良く、納得の投球だった。

また、5回には2アウト1塁の場面で打席に入ると、バックスクリーンへの特大の2ランホームランを放った。「今季1号です。打ったのはどまんなかの真っすぐです」と話し、投打にすごさを見せつけた。

150キロ中学生とあいさつ

スタンドには高知中で150キロを記録し、今年から高知高校に入学する森木大智投手と、同じく高知中の監督から高知高校の監督に就任する浜口監督が訪れ、西投手にあいさつをした。西投手は「森木君が150キロ出した映像は見てます。すごいと思いました」と話し、「これから1年生ですし、それに高知だから、岡山でライバルにならなくて良かったです」と笑った。森木投手も球の回転数に対する考え方や、体重移動で気を付けていることなどの質問をし、西投手は丁寧に答えていたという。

この日は、巨人、東京ヤクルト、広島、埼玉西武、千葉ロッテ、東北楽天のスカウトが西投手の視察にために訪れたが、森木投手の姿を見つけると、すぐに浜口監督へ挨拶をしているスカウトもいたという。

今年のドラフト1位候補・西投手から、2021年のドラフト1位候補・森木投手へ。150キロ右腕の系譜はつながっていく。

2019年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
2021年度-高校生のドラフト候補リスト

高知・春野球場で好天に恵まれ、西は初回から快調に飛ばし、5回を投げて1安打9奪三振で無失点の内容だった。バックネット裏には巨人、ヤクルト、広島、西武、ロッテ、楽天のスカウトが集まり、西への注目の高さを物語った。この日の最速は148キロ。

2学年下の森木に対して、西は非常に丁寧にアドバイスした。回転数については、ボールを離す時のイメージについて、体重移動は踏み出す左足の出し方と、体の開き方について。体が開いた時の右腕の動きを実践しながら、森木が理解しているか、確認するかのような優しい口調で伝えた。

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