北山高校の187cm右腕・金城洸汰投手に7球団がすでに視察

北山高, 金城洸汰

北山高校の187cmの長身右腕・金城洸汰投手に、すでにプロ7球団のスカウトが視察に訪れているという。

球を受け

金城洸汰投手は187cm80kgの右腕投手で最速は138キロ、だいたいは130キロ前後とまだそれほど速くない。しかし、高い上体の真上から投げ下ろすフォームから投げられるスローカーブ、チェンジアップ、スライダーの変化球の曲がりが大きく、対戦相手を苦しめる。

その金城投手は昨年夏も背番号1をつけてエースとして期待されたが、初戦の那覇西戦で死球を受け、2回戦、3回戦、4回戦は登板できなかった。そして準々決勝では沖縄尚学と対戦、強豪に序盤に4点を奪われた試合の終盤から登板すると、粘りの投球を見せる。そして9回裏にサヨナラで勝利を収めた。しかし続く準決勝の糸満戦では、リリーフで登板したものの打たれて敗れ、甲子園にあと一歩届かなかった。

また、昨年秋はシンガポール代表との交流戦で先発をしたものの、初回に打球をひざに受けて降板し、ほとんど投げられなかった。

この金城投手のいる北山高校には、すでに7球団のスカウトが視察に訪れているという。北山高校と言えば平良拳太郎投手(現DeNA)だが、平良投手も145キロの速球を投げる投手として12球団のスカウトが注目したが、3年夏の大会でチームが初戦に敗退し、多くのスカウトが見ることができずに悔しがったというエピソードがある。そんなこともあり、スカウトもキャンプが行われたり、横浜高校が招待された試合などの合間を縫って北山高校に足を運んだとみられる。

金城投手は「自分はまだまだです。沖縄全体で10番以内に入っていればいいな、くらい」と話し、まだ強い野望というのは見られていなかったようだ。しかし、「145キロまでは伸ばしたい」と話し、「小さい頃から甲子園ってあまり興味がなかった。行くのが難しい場所ではあると思います。でも今は、プロに行くために立たないといけない場所だと思っています」と話しているのを見ると、プロのスカウトがどんどん訪れる状況を見て、プロ入りというものが心の中に強くなってきたのが分かる。

昨年はほとんど投げられずもチームは沖縄尚学に勝利するなど快進撃でベスト4まで勝ち上がった。今年は金城投手が自己最速を更新するような投球を連発して、沖縄代表の座を勝ち取りたい。いう通り、甲子園に出てくれば、大勢の高校野球ファンもプロ入りへ背中を押してくれることになる。

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2019年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

ブルペンで投げ始めた。上体をのけぞるようにして真上から投げ下ろし、最後はコンパクトに体を縮める。個性的なフォームが印象的だ。「ひじや肩に負担がかからないように、フォームをいろいろ改善してきて、今のに定着しました」と金城。沖縄といえどもまだ冷え込む時期。直球は130キロ前後にとどまる。


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