浜松開誠館・青木蓮太朗選手にオリックス、ヤクルト、巨人スカウト視察

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静岡にまた大型遊撃手が登場した。浜松開誠館の青木蓮太朗投手はオリックス、東京ヤクルト、巨人の3球団スカウトの前で2試合連続の特大弾を放ち、巨人スカウトが「掘り出し物を見つけた気分」と話した。

紅林選手から青木選手に

この日は浜松開誠館と駿河総合のWヘッダーが行われた。駿河総合にはプロ注目の186cmの遊撃手・紅林弘太郎選手がおり、この日も、オリックス、東京ヤクルト、巨人のスカウトが視察に訪れていた。しかし、紅林選手は背中の痛みがありこの試合を欠場したという。

スカウトも、今日は空振りかと思ったが、そういう時は、他の選手を探したくなる。そして、それらのスカウトを喜ばせる選手がすぐに見つかった。浜松開誠館の青木蓮太朗投手は181cmでこちらも大型遊撃手、すぐに目を惹いたと思うが、その青木選手が1試合目に4回に左中間へホームランを放つと、2試合目の初回にもレフトスタンドに打った瞬間にわかる特大のホームランを放った。これで高校通算15号となった。

青木選手に巨人の円谷スカウトは「あの体のサイズであの飛距離はすごい。肩も強くて将来性を感じる。掘り出し物を見つけた気分です」と話し、飛距離、ショートとしての肩の強さを評価し、隠し玉を見つけた喜びも伝わるコメントをしている。

青木選手も「事前にスカウトの方が来ることは聞かされていたので、アピールできてうれしい」と話し、千載一遇のチャンスを2本塁打で大きくつかんだ形となった。その青木選手は、浜松開誠館で非常勤コーチをしている中村紀洋氏の指導を受け、中村選手のような豪快なスイングを見せて打撃が向上したという。

静岡に並び立った大型遊撃手、紅林選手と青木選手、ともにライバルとしてどんな野球人生を進んでいくのか注目したい。

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駿河総合の紅林弘太郎内野手(3年)を目当てにオリックス、ヤクルト、巨人のスカウトが集まったが、紅林は背中の痛みで欠場。そんな中で青木は、スカウト陣に強烈な印象を与えた。元巨人選手で同スカウトの円谷英俊氏(34)は「あの体のサイズであの飛距離はすごい。肩も強くて将来性を感じる。掘り出し物を見つけた気分です」と高評価。プロを志望する青木は「事前にスカウトの方が来ることは聞かされていたので、アピールできてうれしい」と胸を張った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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