「プロを目指しています」、西日本短大付・近藤大樹選手が先頭打者弾

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春季高校野球九州大会は西日本短大付が熊本西に勝利し決勝進出を決めた。主将で1番の近藤大樹選手が先頭打者ホームランを放った。

「プロを目指しています」

初回、1番の西日本短大付・近藤大樹主将が打席に入ると、3球目のカーブを振りぬき、打球はレフトスタンドの芝生席に飛び込む先頭打者ホームランとなった。「来た球を思い切りフルスイングした。二塁打くらいかなと思ったら入っていた」と話した。

近藤選手は中学時代に侍ジャパンU15代表メンバーに選出された選手で、50m5.9秒の俊足があり、西日本短大付でも1年生の夏からショートで出場をしている。近藤選手は「プロを目指しています。足と守備は誰にも負けたくない」と話している。

この九州大会では準々決勝までの2試合でヒットはわずか1本と苦しんだものの、ショートの守備では3試合で無失策と安定している。

これで九州大会決勝に進出、相手は興南高校でプロ注目の左腕・宮城大弥投手がいる。この宮城投手から力強い打球を打つことができれば、夢に近づいていく事ができる。思い切ったスイングとプレーを見せたい。

エース・江崎は36回無失点

西日本短大付はエースの江崎陸投手が5回2アウト満塁の場面で2番手で登板し、このピンチを三振を奪って抑えると、9回までの4回1/3を無失点に抑えて勝利した。これで福岡大会準々決勝から続く無失点イニングを36回とした。江崎投手も「無失点は少し意識しますが、チームの勝利に結びつく投球をしたい」と話し、宮城投手との投げ合いへの意気込みを見せた。

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主将の先頭打者アーチが、西日本短大付の打線に火をつけた。初回、1番・近藤大樹(3年)が3球目のカーブを左翼ポール際へ運ぶと、ベンチは一気にヒートアップ。さらに熊本西の先発右腕・瀬上琢大(3年)から3四死球で1死満塁とし、6番・吉永光(3年)が2番手のサイド右腕・中山裕人(2年)から右中間へ2点二塁打。なお1死二、三塁、7番・宇郷拓海(2年)が右越え3ラン。いきなり6得点のビッグイニングに「立ち上がりを攻めたかった。チームに貢献できました」と近藤は高校通算5号を喜んだ。

近藤、先頭打者弾 西日本スポーツ紙面 2019/4/26

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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