東海大相模が優勝、2年生・鵜沼魁斗選手が先頭打者弾

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春季高校野球関東大会は、東海大相模は初優勝を飾った。2年生でリードオフマンの鵜沼魁斗選手が先頭打者弾を放ち、試合を握った。

初球弾

鵜沼魁斗選手は175cmの右バッターで、足の速さもあり1番センターで出場する。昨年秋から試合に出場をしていたが、冬に腰のヘルニアで約2カ月を治療に費やしていた。それでもできるところのトレーニングを続けると、スイングスピードが130キロ台から140キロ台にアップし、それによって球をしっかり見られるようになり、今大会は準決勝まですべてマルチヒットを記録していた。

そして迎えたこの日の決勝戦、相手は東海大菅生で東海大系列校同士の対戦となった。1番で右打席に入った鵜沼選手は初球を振りぬくと、打球はレフトスタンドへ飛び込む先頭打者ホームランとなった。「監督からは初球からガツガツいけと言われていた。」と言われており、その通り初球を振りぬいた。

このホームランで一気に勢いが付くと、遠藤成選手のタイムリーヒットなどでこの回3点を挙げた。鵜沼選手は6回にもタイムリー3ベースヒットを打ち、7-3とリードを広げた。東海大菅生も粘りを見せたが、7-3で東海大相模が春季関東大会初優勝を飾った。鵜沼選手は全5試合でマルチヒットを記録、24打数12安打で打率.500と結果を残した。

東海大相模は夏に思いをかける。夏の甲子園には2015年に出場し優勝をして以来、出場できていない。ライバル横浜高校は4年連続で出場をし、昨年は南北に分かれたものの慶応に敗れて100回大会出場もできなかった。

夏の神奈川大会は7月7日に開幕する。Aシードとして、関東王者として東海大相模が夏の甲子園出場を目指す。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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