愛工大名電1年・田村俊介投手が星稜・奥川投手に投げ勝つ、夏1年生でエース

愛工大名電, 田村俊介

愛工大名電グラウンドで行われた星稜と大阪桐蔭との練習試合、愛工大名電vs星稜との試合では、星稜が今年のドラフト1位候補・奥川恭伸投手が先発し、愛工大名電は、1年生左腕の田村俊介投手が先発した。

背番号1内定

田村俊介投手は明徳義塾中出身で、中学時代はチームメイトに軟式で146キロを記録した関戸康介投手(大阪桐蔭)が、また同じ高知県の高知中に、軟式で150キロを記録した森木大智投手(高知高)がいた。その中で田村投手も140キロを記録して注目されていた。

高校進学時には、かつては工藤公康投手、最近では横浜DeNAで新人王を獲得した東克樹投手といった左腕投手がプロに進んでいる愛工大名電を選んだ。そして5月に行われた報徳学園との練習試合で140キロを記録していた。

この日はスライダー、カーブなどを織り交ぜながら、勝負どころでストレートを投げ、最速は137キロを記録した。相手の奥川恭伸投手が2失点をする中で、田村投手は強力・星稜打線を相手に7回を投げて4安打5奪三振無失点、素晴らしい投球を見せてドラフト1位候補に投げ勝った。「今日の相手はすごい投手。投げ勝ってやろうと飛ばした。0に抑えられ、いい投球ができた」と話した。

そしてこの日の投球も踏まえ、倉野監督は「ゲームを作れる」と話し、夏の県大会の背番号1を内定させた。「工藤も1年夏は1番じゃなかったと思う」と話し、大抜擢を決めた。田村投手も「1番は驚いた。持っているものを出したい」と話した。

この日は阪神など3球団のスカウトが視察に訪れているが、「1年生とは思えない完成度」、「まだまだ伸びる」といった声が聴かれた。2021年のドラフト候補として注目される事になる。この夏、愛工大名電の1年生エースの伝説がスタートする。

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15歳左腕がたじろぐことなく強豪にぶつかった。「(奥川に)投げ勝ってやろうと飛ばした」
130キロ台の直球にフォークなど多彩な変化球を交ぜ、思い切りの良い投球。今春のセンバツに出場した星稜レギュラー陣を4回まで2安打に抑え、5番・山瀬慎之助捕手(3年)からは2打席連続見逃し三振を奪った。「いい投球ができた」。今秋ドラフト1位候補・奥川に投げ勝ってみせた。

京都・舞鶴市生まれで「自分の人生は自分で決めたい」と名電に進学。工藤、東ら先輩左腕に、イチローも背負ったエースナンバーを受け継いだ。倉野光生監督(60)は「名電で1年生の夏に1番をつけるのは初めてかな。試合をつくれて、怖いもの知らず。チームにいい刺激を与えてくれている」と期待を寄せた。


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