夏の高校野球・北北海道大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球・北北海道大会は6月23日に開幕する。140キロ中盤を速球を投げてしびれる投げ合いを見せた好投手などがそろい、地区のドラフト的注目度はB。

注目選手

昨年は、旭川大高の沼田翔平投手が甲子園でも登板し、ドラフト会議では巨人に育成3位で指名された。今年も旭川大高のエースは注目され、183cmの長身右腕・能登嵩都投手は中学時代から全国に名をとどろかせた右腕、将来性も高く評価されている。

網走に二人の140キロ腕「大和」がいる。網走桂陽の冨水大和投手は、175cmと上背はそれほどでもないが、球速は148キロを記録した。また網走南ヶ丘の石沢大和投手は177cmの左腕で、こちらも144キロを記録する。二人は春の大会で初戦でぶつかり、共に140キロの速球を応酬し合った。名前も大和、お互い意識するライバルだろう。

その他の選手

クラーク国際の関口翔夢投手は170cmながら145キロを記録し、北北海道を代表する投手に名前が挙がる。また、こちらはあまり名前が挙がっていないが旭川北の伊東佳希投手も172cmから145キロの速球を投げる。

クラーク国際は、中村志輝捕手も強肩を見せ、関口投手とのバッテリーは注目。土屋柚稀選手は183cmの左のスラッガーで打席での迫力満点。滝川西の山崎琳久投手はインステップからクロス気味に投げられるストレートとスローカーブが特徴で春にクラーク国際を完封した。

昨年甲子園に出場した旭川大高は能登投手以外にも加藤新大投手が184cmの右腕、球速も141キロを記録している。そして昨夏の甲子園で2年生ながらショートを守り、ファインプレーを連発した菅原礼央選手は、その守備力が注目され、主軸を打った持丸泰輝選手も今年もチームの中心にでんと構える。

遠軽の浅野駿吾捕手は強肩を見せ、チームの4番としても軸となる。またマウンドに登ると140キロを記録し、身体能力で目立つ選手。

室蘭大谷の2年生・木島広輔投手は180cmの左腕投手、1年春からベンチ入りし、長い腕をしならせて投げる姿は魅力十分。クラーク国際も2年生に140キロを超す球を投げる浦崎翔選手がおり、来年も注目は続きそうだ。

優勝予想

昨夏代表の旭川大高は昨秋、今春共に北海道ベスト8どまり。ただし北北海道地区ではベスト8が最高で優勝候補の筆頭となりそうだ。また、釧路湖陵も安定した強さを見せている。昨秋は稚内大谷に勢いがあり、春は滝川西に勢いがあった。また、昨年夏準優勝のクラーク国際は秋以降上位まで勝ち上がれていないが、夏に照準を当て、能力の高い選手がそろっている。

混戦模様だが、戦力が豊富な旭川大高校、クラーク国際に対し、好投手を持つチームが序盤で土を付けられるか、そして序盤に勢いに乗るチームが出てくるか。

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