夏の高校野球・南北海道大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球・南北海道大会は6月22日に開幕する。昨秋明治神宮大会覇者の札幌大谷に選手がそろい、また2年生でも全国クラスになりそうな選手がいる。地区のドラフト的注目度はB。

注目選手

昨年は、北海の198cm右腕・大窪士夢投手が、埼玉西武の育成ドラフト2位で指名されて話題となった。

今年はまず、東海大札幌の小林珠維投手にプロのスカウトが注目する。183cm86kgの体から最速は149キロを記録する。U18代表候補合宿に参加し、佐々木朗希投手や奥川恭伸投手などを見てやや不調になったのか、春はエースの座を奪われるほどだったが、巨人をはじめ多くの球団のスカウトが高い評価を口にしている。持っている能力を最後の夏に結果として見せたい。

北海高校には今年も長身投手がいる。岩田永遠投手は186cm90kgの右腕で、球速は140キロに到達しているという。昨年の大窪投手から見れば小さいが、やはり大きい。故障から復活気配という事で夏が楽しみ。

その他の選手

昨年秋に明治神宮大会で優勝をした札幌大谷に戦力がそろう。184cm92kgから140キロを超す球を投げられる西原健太投手だが、投球の印象は社会人のベテラン投手のような感じ。やや抜きながら制球を意識し打ち取っていくタイプ。一度大きくジャンプするようなトライをしてほしいとも思うが余計なお世話か。2年生の阿部剣友投手は196cmの左腕、コントロールができず、なかなか任せてもらえないが、はまった時に好投を見せる。こちらもパワーアップを図りたい。

打者も北本壮一朗選手はセンバツでも一発を放った180cmの大型遊撃手、50m6.1秒の足や強肩もあり将来が期待される。フルスイングの182cmの右の主砲・石鳥亮選手、強肩の飯田柊哉捕手もレベルが高い。

駒大苫小牧には180cm100kgの体から痛烈なホームランを放つ竹中研人選手がおり、そして2年生エースの北嶋洸太投手は143キロの速球を投げ春を制した。苫小牧中央も3年生の手代木陸投手が143キロの速球を投げ、また2年生の根本悠楓投手は中学時代に全国制覇をした注目の左腕投手。

東海大札幌で小林投手からエースを奪ったのは鈴木一茶投手、小学6年時に小林投手と共にファイターズジュニアにも選出されている実力があり、168cmと小柄だが140キロ中盤の球を投げる。

昨夏代表の北照にも1番センターで切り込み隊長の活躍を見せる星野央選手とサイドハンドから130キロ中盤の速球で空振りを奪いまくる桃枝丈投手などがいる。札幌第一も北海道屈指のスラッガー・村田凜選手に筋の良い180cm右腕の上井健太朗投手、それに2年生の山田翔太投手も135キロの球を投げ次期エース候補。

小樽双葉の岩本想羅投手は140キロを超す速球を投げ、札幌創生の竹内龍臣投手も135キロながら伸びのある球を見せた。札幌新川の太刀川将一投手も141キロの速球を投げる。苫小牧工の三上謙人選手は長打力があり、主将としてチームをまとめて引っ張る力がある。

優勝予想

昨夏代表の北照は昨秋、今春と道のベスト8には顔を出せない中、札幌大谷が秋に全国制覇、札幌第一もセンバツに出場することができた。そして昨秋ベスト4、春は優勝の駒大苫小牧が力を上げており、札幌大谷と決戦となるか。

苫小牧勢は、春に準優勝の苫小牧工も勢いがあり、苫小牧中央も素晴らしい素質のある選手がいる。しかし札幌の東海大札幌や札幌光星も力がある。

2019年度以降-高校生-北海道のドラフト候補リスト

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