ドラフト有力選手のこの日の状況

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

夏の高校野球大会も昨日で全国の大会が開幕した。その中で、プロが注目する選手も登場している。

良い結果

福井商の148キロ右腕・小林勇仁投手が1イニングを投げて三者三振、142キロを記録した。春に腰を痛めていたが、復活の投球となった。「ブルペンと同じようにいい球を投げられた」と笑顔が見られた。

広島・英数学館の147キロ右腕・福田真啓投手は2回2/3を投げて1安打4奪三振無失点、元広島のエース・北別府氏が非常勤コーチを務めており、昨年は3か月で球速が7キロ伸び、今年は精神的な指導を受けているという。

桐光学園の143キロ右腕・谷村然投手はエースとして期待されていたが、今年は2年生の安達壮汰投手に背番号1を奪われている。この日も背番号10をつけ先発したが、5回参考ながらノーヒットノーランを記録、「ノーヒットノーランは初めて。凄くうれしい」と話した。唯一許したランナーは内野を守る安達選手のエラーだったが、「良い意味で緊張が解けたし、感情的にならず落ち着こうと思えた」と話した。

九州国際大付の149キロ右腕・下村海翔投手は、希望が丘との試合に先発し、7回2アウトまでノーヒットピッチング、ホームラン1本を浴びたが9回1安打14奪三振1失点、制球重視で球速は142キロだったが素晴らしい投球を見せた。「昨年は2回戦で負けたので、今日は気合が入ってました」と話した。

残念な結果

網走南ヶ丘の石沢大和投手は177cmから145キロの速球を投げる投手だが、この日は武修館の千葉大夢投手と注目左腕投手同士の投げ合いとなり、10個の三振を奪う力投を見せたが、味方のエラーが重なった3失点で0-3で敗れた。「自分の投球ができず、勝たせることができなくて申し訳ない」と話したが、「自分がやってきたことは間違っていなかったと思います」と振り返った。進路の表明はなかったが、大きなフォームでバランスも良く、140キロを超す球は威力十分。進路が注目される。

北九州高校の146キロ右腕・木村仁投手は3回まで好投を見せたが、4回に雨が強くなってから投球を乱した。5回にはバント処理で足が滑りそこから2失点、6回には満塁ホームランを浴びて東海大福岡に0-8でコールドで敗れた。「僕のせいで負けたのに笑顔で迎えてくれるみんなに申し訳ない」と涙を流した。プロも大注目する木村投手の進路が注目される。

沖縄水産の144キロ右腕・國吉吹投手は、沖縄尚学との優勝候補同士の決戦となったが、9回を投げて5安打4失点で完投も1-4で敗れた。

京都翔英の145キロ右腕・遠藤慎也投手は、この日も145キロを記録し、8回まで福知山成美を2失点に抑える好投を見せた。しかし、9回に4者連続安打を浴びて突き放され、この回途中で降板し力尽きた。

佐賀商のプロ注目遊撃手・済木龍輝選手は1番で出場も3打数ノーヒット1四球に終わり、優勝候補だったチームも唐津工に1-4で初戦敗退となった。「相手投手の配球が良くて的が絞れなかった」と話したが、今後についてはプロ入りを目標にし、「1軍で活躍できる選手になりたいです」と話た。

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