西濃運輸・堀田晃投手が150キロリリーフでプロに一歩近づく

社会人野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

社会人野球の華、都市対抗野球ではヤマハが七十七銀行に2-1で勝利し、補強選手としてヤマハでプレーする西濃運輸の堀田晃投手が、リリーフで150キロを記録した。

リリーフ登板

堀田晃投手は181cmから148キロの速球を投げる投手だが、西濃運輸では先発の柱として投げている。しかし、今年の都市対抗は補強選手としてヤマハでプレーすると、リリーフとして戦力として考えられている。

初戦となった七十七銀行戦では2-1と接戦のまま9回に入り、堀田投手が大事な場面で抑えで登板すると、球速は150キロを記録した。角度のある球を投げ込み1回を投げてノーヒット2奪三振、完ぺきに抑えた。普段は先発をしているが、補強選手としてリリーフで登板したことで、普段は見られない各段の球威を見せた。

昨年は三菱重工広島の杉山一樹投手がJR西日本の補強選手として参加し、リリーフで153キロの速球を投げてプロからの評価がうなぎのぼりに上がり、ドラフト2位で福岡ソフトバンクが指名をしている。堀田投手は大学時代、そして昨年もドラフト候補として名前が挙がったものの、制球力が良く140キロ前半の球をきれいに投げる投手という印象で、もう一つ何かが欲しかったが、この日の投球でそのもう一つをアピールできた。

今年の都市対抗2次予選は西濃運輸はひどい結果となってしまった。初戦で堀田投手が先発したジェイプロジェクト戦で0-1で敗れて第3代表トーナメントに回ると、そこでも山岸ロジスターズとの初戦で敗れた。力的に格下と思われたチームに2敗し、1勝もできずに今年の都市対抗が終わった。

堀田投手もチームで本戦に出たかったという気持ちが強いと思うが、ヤマハで全力を出し切って、秋にはドラフト会議で指名されて西濃運輸の選手に希望を灯す結果を掴みたい。個人的にはドラフト会議で3位前後で指名されると予想する。

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