高校野球2日目のドラフト的見どころ

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

甲子園大会2日目、ドラフト的見どころを紹介します。

第1試合 1回戦最大の注目カード

霞ヶ浦の鈴木寛人投手は、プロのスカウトがこの大会で最も注目をしている投手かもしれない。星稜の奥川投手は、甲子園の経験も十分で評価済みな所があるが、この鈴木投手は球速は148キロを投げ、低めの変化球も素晴らしく、夏の茨城大会には12球団のスカウトが足を運ぶ注目度の高さを見せた。

そしてこの日、初の甲子園での投球となる。しかも相手は履正社という強力打線、この舞台でこの打線を相手にどんな投球をみせるか、春に星稜の奥川投手が履正社を3安打17奪三振に抑えたが、それに近い投球を見せれば、評価は一気にドラフト1位候補、BIG4に加わってBIG5になる可能性もある。

ただし、履正社も当然負けていない、まず、井上広大選手は大阪大会で4本塁打を打つ。センバツでは奥川投手に抑え込まれたものの、そうはいかなさそうだ。また忘れていけないのがエース・清水大成投手、145キロの左腕で大阪大会は2年生の岩崎峻典投手が軸として投げたが、この試合にはプライドをかけて投げてきそうだ。

その2年生の岩崎投手も来年のドラフト候補となりそうで、さらに安田2世と注目される小深田大地選手も春とは違った打席を見せてくれそうだ。

第2試合 152キロ右腕

静岡vs津田学園の試合、主役は津田学園・前佑囲斗投手となる。三重大会では152キロを記録し、リミッターを外してきた。東京ヤクルトを中心にプロも注目をしており、この大会でドラフト上位候補の評価を固める事になるかもしれない。

対する静岡高校は、故障の影響があるものの、斎藤来音選手の野球センスは半端ない。また2年生・相羽寛太選手の守備力も、来年のドラフト候補と呼ばれるのにふさわしいものをもっている。巧みな攻撃を見せる静岡高校が前投手をどのように攻略してくるか。

第3試合 本命登場

この夏の注目度NO.1投手・奥川恭伸投手が登場する。昨年夏の甲子園では150キロ、センバツでは3安打17奪三振完封、石川大会では158キロ。そしてこの夏は、何を見せてくれるのか。ドラフト的には1位指名競合は確定的で、スカウトはただ、状態だけを確認するだけだろう。

また星稜は捕手の山瀬慎之助選手も阪神や千葉ロッテ、巨人などが注目をする強肩捕手、長打力を増した東海林航介選手も将来性抜群だろう。また1年夏・2年春の甲子園に出場し、ショートを守り続ける来年のドラフト1位候補遊撃手・内山壮真選手が、今大会はどんなプレーを見せるのか注目したい。

旭川大高校も昨年の甲子園を経験し、ショートで素晴らしいプレーを連発した菅原礼央選手、強打の持丸泰輝選手、そしてエースの能登嵩都投手は183cmの右腕で、中学時代から実績十分の好投手、星稜と互角の戦いができるチームだろう。

第4試合 隠れた逸材

秋田中央の河野泰治選手の打撃センスは抜群で、3年春は4試合すべてでヒットを打ち、1年時には投手として全盛期だった明桜の山口航輝投手からもヒットを打っている。夏の秋田大会は2試合でノーヒット、21打数5安打2打点と不調だったが、甲子園で打撃センスを見せられるか。

立命館宇治の高木要投手は左投げ右打ちの投手だが、176cmには見えないマウンドでの大きさを感じさせる左腕。強い球を投げ続け、また持ち前の粘りで京都大会では福知山成美、龍谷大平安、京都国際という全国クラスのチームに勝っている。

両チームは下級生が捕手やショートを守るなど、どんな選手がいるのか楽しみ。

夏の甲子園2日目の対戦カードと注目選手

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