高岡商vs石見智翠館の試合では、高岡商の1番センター・森田朝陽選手がホームランと勝ち越し3ベースヒットの活躍でチームを勝利に導いた。
パンチ力の1番
森田朝陽選手は175cm77kgの1番バッターで、この日は初回にセカンドへの内野安打で出塁し先制点に繋げた。また2回にはレフトポールに直撃する、自身高校通算18号となるホームランを放った。
これだけでは終わらない。9回に4-4の同点に追いつかれて延長戦に入ると、ランナーを2人置いた場面でライトフェンス直撃の3ベースヒット、低めの球を振りぬくと、低い弾道だったがフェンスに直撃する鋭い打球だった。
森田選手は昨年夏の甲子園でも2年生ながら1番センターで出場をした。しかし3回戦の大阪桐蔭戦では2アウト満塁の場面で打席に入ったものの、ショートゴロに倒れ、試合は1-3と春夏連覇の大阪桐蔭にあと一歩で敗れている。「悔しさを忘れずにやってきた」と、チームでは昨年10月から4カ月で7万回のスイングを設定して振り込みを行ったが、森田選手は8万スイングをこなした。
監督も「100%の信頼を置いている」と話す、試合を決める1番バッターは、次の試合も見せてくれそうだ。
昨夏の甲子園は2年生ながら1番打者として3試合出場も、優勝した大阪桐蔭との3回戦で4打数無安打。全員が昨年11月からの4カ月で7万スイングを課す中、森田は8万回、バットを振った。
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