中日の全スカウトが初戦に続き星稜・奥川恭伸投手を視察、楽天・ロッテ・オリックスも

星稜高, 奥川恭伸

中日はこの日、松永編成部長、米村チーフスカウトなど全スカウトが甲子園に集まり、星稜の奥川恭伸投手を視察した。

先発せずも

星稜の奥川恭伸投手は、この日の立命館宇治戦では先発をず、初戦に続き視察をしようとした中日スカウト陣も空振りに終わるかと思われたが、6回に3点差に追い上げられ、さらにピンチの場面でマウンドに上がった。

すると、レフト前ヒットを許し2点差まで詰め寄られる。しかし、続くバッターに153キロの速球を投げ込んでショートゴロに打ち取り、ピンチを脱出した。続く7回も1安打を許したものの抑えると、8回には甲子園最速となる154キロを記録する。結局、2回1/3を投げて2安打3奪三振1四球で無失点、素晴らしいリリーフを見せた。

スカウト陣、甲子園に残る

中日は前日のスカウト会議で、全スカウトが甲子園に残り、この日に視察することを明言していた。視察した米村チーフスカウトは「評価はこの大会でワンランク挙がったでしょう。」と話すと、中田スカウトアドバイザーも「スライダーは天下一品。実績、経験から安定感は一番。万全じゃないかもしれないが、それで抑えるのはさすが。」と話した。

また、他にも東北楽天、オリックス、千葉ロッテの首脳クラスが視察をし、東北楽天の後関スカウト部長は「表情はくたびれているようにも見えたが、いいボールを投げていた」と話すと、千葉ロッテの永野チーフスカウトも「真っすぐはシュート回転が減っていた。フォークがゾーンに決まりだしたら、手が付けられなくなる」と話した。

オリックスの古屋編成部副部長も「少し体が重そうだが、並の投手ではない。ステップ幅も狭くても、上原や前田健太のような投手もいる。それで150キロ台がでるのだからやっぱりすごい」と評価した。

また他にも阪神の谷本副社長兼球団本部長は、遠征先の名古屋でテレビで観戦し、「いいボールを投げていた」と話し、また東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクも「完成度が高く、プロに行っても1年目での活躍がイメージできる」と評価した。阪神・谷本本部長は、8月26日に行われるU18代表vs大学代表の壮行試合を視察する予定だという。

奥川投手の評価については、これで各球団も納得して終えることが出来ただろう。あとは、この大会でどれだけ投げるのか、またU18代表での投球なども気になるところだが、秋のドラフト会議では1位指名で何球団が競合するかが注目される。

2019年ドラフト指名予想
2019年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

中日・中田宗男アマスカウト・アドバイザー スライダーは天下一品。実績、経験から安定感は一番。万全じゃないかもしれないが、それで抑えるのはさすが。
▼オリックス古屋英夫編成部副部長 少し体が重そうだが、並の投手ではない。ステップ幅が狭くても、上原や前田健太のような投手もいる。それで150キロ台が出るのだからやっぱり凄い。

スカウト陣が最高評価を与えている阪神の谷本副社長兼球団本部長は、遠征先の名古屋でテレビ観戦し「いいボールを投げていた」と言及。奥川や大船渡・佐々木の出場が予想される26日の高校日本代表-大学日本代表(神宮)を視察する予定だ。ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「完成度が高く、プロにいっても1年目での活躍がイメージできる」と即戦力の評価をしている。


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