阪神、奥川投手視察に甲子園準決勝、決勝もスカウト派遣

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阪神は、今日甲子園で行われる高校野球の準決勝、そして決勝にもスカウトが視察することを決めた。星稜・奥川恭伸投手を徹底的にマークする。

準決勝、決勝も

通常、甲子園大会は2回戦でチームが一通り登場するところまで、各球団ともほぼ全てのスカウトが甲子園に集結して視察を行うが、阪神の球団関係者は、今日の甲子園大会準決勝について、「行きますよ。それだけでなく決勝戦もです。最後まで見る予定になっています」と話し、スカウトが最後まで視察を続けることを明かした。2012年には大阪桐蔭の藤浪投手が決勝まで戦い、その時も担当スカウトが決勝も視察をしている。

視察する理由について関係者は「いろいろあります」と話したが、他球団同様に奥川投手の投球のチェックは既に完了しているものの、阪神の本拠地である甲子園球場で、満員の観客の中でどのようなピッチングをするのかといった部分を確認するほか、谷本球団本部長などの球団首脳が甲子園での視察ができていなかった事から、この日にも視察に訪れる可能性もあり、その対応という事にもなる。

奥川投手については、千葉ロッテも永野チーフスカウトが3回戦も視察をており、今日の準決勝にも視察に訪れ「この舞台で、ぜひ見たい」と話している。中日もスカウトの首脳クラスが毎試合足を運んでおり、この日も視察をする可能性がある。

奥川投手には楽天・後関スカウト部長が「高校生の中で、来年プロで一番やれそうな投手。もちろん1位候補」と評価し、西武・渡辺GMも「1位で何球団か重複することになるだろう」と話す。佐々木投手か奥川投手かという中で、各球団とも様々な状況・角度からチェックを進め、最終的な選択に繋げるポイントを探している。

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「(準決勝もスカウトは甲子園に)行きますよ。それだけでなく決勝戦もです。最後まで見る予定になっています」
甲子園大会では2回戦までの視察が通例だが、決勝戦もチェックすることが決定。決勝まで勝ち上がったことを想定したスカウトの日程調整も完了した。

奥川が7日の1回戦(対旭川大高)で完封した際、楽天・後関スカウト部長は「高校生の中で、来年プロで一番やれそうな投手。もちろん1位候補」とほれ直し、西武・渡辺GMは「1位で何球団か重複することになるだろう」と争奪戦を予想した。
プロ野球球団の編成幹部は、49の代表校の注目選手が初戦を終えた後に一度、甲子園を離れるケースが多い。だが、ロッテは永野チーフスカウトが星稜の3回戦を視察。異例の準決勝視察も決め「この舞台で、ぜひ見たい」と心待ちにした。

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