秋季高校野球埼玉大会では、来年のドラフト注目候補、埼玉栄の146キロ右腕・内田了介投手が登板し、プロのスカウトが視察をした。
144キロ、4種類のスライダー
内田了介投手は181cmの大型右腕で、二人の姉はカヌーやソフトボールで大学時代に日本一になっている。高い運動能力があり、ストレートは既に146キロを記録している。
この日は埼玉南部地区予選の武南戦に公式戦初先発をすると、9回を投げて3安打10奪三振4四死球1失点で完投し、県大会出場を決めた。
この日はセットポジションでグラブを顔の前に構えることで、「足を上げるときに体が反って、球が抜けていたのが、前傾する意識で抑えられた」と話す。佐々木朗希投手や奥川恭伸投手もグラブを顔の前で構えており、それに近いフォームにして結果が出た。
また内田選手は打撃の評価も高く、この日は5回に2点タイムリー3ベースヒットなど4番バッターとして2安打を記録した。
この日はプロのスカウトも視察をしており、来年の高校生の注目選手となっていきそうだ。21日からの県大会でも結果を期待したい。
打っても4番で2回に中前安打から先制のホームを踏み、5回2死一、二塁で右越え2点三塁打。プロのスカウトの前で投打にフル回転した。
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