星稜でこれまで通算30本塁打を放っている内山壮真選手が、先輩の松井秀喜選手の60本越えを目標とする。
大砲タイプでないが
内山壮真選手は172cm75kgと体は大きくない。1年時からショートを守って俊敏なプレーを見せており、打撃でも鋭い打球を打つイメージだがホームランバッタータイプではない。しかし、これまで高校通算30本のホームランを放つ内山選手は今年の目標について、「今は30本です。松井さんが60本打たれているので、それを超えられたらと思います」と話し、ホームランを狙っていることを明かした。
身体は大きくないものの、野球センスは凄いものがあり、2年生に入って長打力がどんどんついてきている。「速いボールをいかに高い確率で打てるか。タイミングというか軌道を変えようと」と速い球をしっかりと打ち返し、角度を付けてスタンドに放り込むための打撃に改造をしている。
また昨年秋から本格的に守る捕手についても、「最初はキャッチャーの事でいっぱいで、バッティングの事を考えられなかった」と話すが、中学時代に捕手をしており徐々に打撃への影響もなくなった。林監督も「山瀬がいなければ1年秋からでもマスクを被らせたかった」と話し、「野球のセンスは状況判断だと思いますが、そこが素晴らしい。山瀬もそうかもしれないですが、星稜の歴史を見ても10年に1人の選手」と絶大な評価をしている。
昨年は奥川、山瀬という中学NO.1バッテリーを軸とした野球だったが、今年は主将&捕手&主軸バッターとしてチームを引っ張る。林監督は「去年とは違った楽しみがあるチームです。内山も彼の色、人間性で引っ張ってくれているので」と、内山のチームで昨年果たせなかった甲子園優勝を狙う。
コメント
技術を磨くことも大事ですが、成長期は背を伸ばすことも大事ですよ
元ロッテの里崎さんも言ってるけど技術はプロ入りから磨いても遅くない