２０２０年注目のドラフト候補～高校生野手４月号～

2020年の注目の高校生野手のドラフト指名予想、1月の予想に比べると、新型コロナウイルスの影響により公式戦や練習試合などが行われていないため、大きな更新はありません。

高校生野手のドラフト上位候補

ドラフト上位指名予想は6名、来田涼斗選手は昨年の春・夏の甲子園の活躍もあり、東京ヤクルト、中日がスカウト会議で高校生野手で唯一上位候補に挙げている。打撃と共に足や肩が注目される選手で、守備には課題を指摘する声もあるが、プロのスカウトにとっては、このセンバツでその評価を確定したかった選手だろう。

花咲徳栄の井上朋也選手には広島スカウトの注目情報があったが、センバツではサードでプレーをし、それが評価されたかもしれず、見られなかったのは残念。打撃については評価は確定済みとみられ、後は守備や肩でプロでどこでやれるかという所だろう。東海大相模の西川僚祐選手には北海道日本ハムスカウトの評価情報があったが、ホームランを期待できるタイプの選手として評価が高い。先輩の森下翔太選手が3年のセンバツで打撃が不振で進学を決めたが、西川選手もセンバツでホームランを打てるか見たかった。

昨年も高校生内野手の評価がドラフト前に一気に上がったが、今年もその傾向は続くだろう。星稜の内山選手、近江の土田選手のショートの守備は1，2年生時で高い評価は確定しているとみられ、後は3年生での伸びが注目される。内山選手は捕手に転向しており、ショートの評価は変わらないかもしれないが、上位指名に入ってくるには夏がポイントとなりそうだ。

上位指名にもう一人、智弁和歌山の細川凌平選手を加える。元々打撃と足など身体能力を高く評価されており、勝負強さといった面でも評価は高かった。そして今年からはショートに挑戦をしており、その守備が評価できれば、内山、土田に並ぶものを持っている。センバツでショートの守備を是非見たかった。

その他、ドラフトで指名されそうな高校生野手

捕手は履正社の関本選手が、センバツで一歩抜け出る可能性があった。長打力と肩の強さ、父親のプロとの縁もあり、指名は確実とみられる。その他は春季大会で注目された選手だろうが、唯一、この春に評価を上げてた磐田東・二俣翔一選手を追加した。二俣選手は数少なかった練習試合の中で北海道日本ハム、広島のスカウトが身体能力や打撃を高く評価した。

内野手、外野手は、評価を変えるようなチェックは出来ていないが、作新学院・横山陽樹選手のショートの動きは見たかった。その中で、横浜の津田啓史選手は巨人のスカウトの評価情報があり追加した。横浜高校は監督も決まり、落ち着いた環境でプレーができるようになるだろう。強豪との多くの練習試合をするチームで、スカウトも足を運ぶ回数が多いチームなので、練習試合が再開されれば評価されるだろう。

指名順位予想

最後の2019年のドラフト候補と比較して、指名順位を予想してみる。

2020年度-高校生捕手のドラフト候補リスト
2020年度-高校生内野手のドラフト候補リスト
2020年度-高校生外野手のドラフト候補リスト

２０２０年注目の高校生のドラフト候補～野手編～

2020年の注目の高校生野手のドラフト指名予想をしてみます。

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2020年01月03日