履正社高校のプロ注目スラッガー・小深田大地選手に、プロのスカウトが評価をしている。
安田2世
小深田大地選手は1年時から履正社の主軸を打ち、昨年までに高校通算29本塁打を放った。また昨年秋は37打数20安打17打点で打率が.541という成績を残し、近畿大会準々決勝の京都翔英戦ではコールドを決める3ランホームランを放った。
履正社の左バッターで、2017年のドラフト会議で千葉ロッテに1位指名された安田尚憲選手に似たタイプとして注目されている。
この小深田選手について、プロ野球のスカウトも「打ち損じをしない。力もある」と評価している。通算ホームラン数こそ、現在のこの状況もあり、安田選手の65本塁打には遠く届きそうにない数字だが、実力は高く評価されている。
昨年は夏の甲子園で、決勝まで不動の3番サード、霞ケ浦の鈴木寛人投手(広島ドラフト3位)、津田学園の前佑囲斗投手(オリックスドラフト4位)、関東第一の土屋大和投手、明石商の中森俊介投手といった錚々たる投手からヒットを打ち、4番・井上広大選手にチャンスを作った。しかし、決勝の星稜・奥川恭伸投手からはヒットを打てなかった。
また国体では準決勝の海星戦で9回2アウト満塁で打席に入り、空振り三振に倒れて試合終了、ネクストバッターでは高校野球最後の打席を待つ井上選手がおり、「井上さんの前で終わってしまった。3年生は最後。僕で終わるのは違う」と悔し泣きを見せた。
今年はさらに成長した姿で、センバツ出場が期待されていたが中止となり、そして夏も打席に立てる状況かわからない。国体後に涙を拭きながら「後ろにつなげる打者を目指します」と話していたが、今年はチームの4番としての姿も見たい。
夏の大会、そしてドラフト会議の行方を見守りたい。
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