宮城県高野連はこの日、夏の代替大会を開催することを発表したが、東北高野連としても東北大会を開催する可能性を示唆した。
夏の東北大会
東北高野連の理事長も務める宮城高野連の松本理事長が、夏の東北大会開催の話をした。「東北大会を開催するとなれば、東北6県がそろわなければならない。現在のところ福島県が開催するかどうかを発表していないので仮称とした」と説明した。
既に、代替大会開催を決めている青森、秋田、岩手、山形の高野連とは開催の方向でまとまっているとし、12日に福島県が代替大会の開催を決定する予定で、その後、20日に正式に東北大会の発表をする。
地区大会開催の方針を固めたのには、東北は新型コロナウイルスの影響が少なかった事が挙げられ、青森県では既に県外遠征も可能となっている。また、今月に入ってからは東北全件で公立高校の活動も再開をしており、県を超えての大会も開催できると判断した。
甲子園高校野球交流戦の開催が決まり、東北からは仙台育英と鶴岡東、磐城の3校が出場するが、この他で夏の代替大会に向けて練習を始めた選手に、もう一つ大きな目標ができる事になる。3年生は東北NO.1になって引退することを目指したい。
この他の各地でも、新型コロナウイルスの影響次第ではあるが、できれば地区大会の開催も期待したい所だが、都道府県によっては、トーナメントが行われず、記念試合のような形で開催する所もあり、開催は難しそうだ。

東北高野連理事長も務める宮城県高野連の松本嘉次理事長(52)は「東北大会を開催するとなれば、東北6県がそろわなければならない。現在のところ福島県が(独自大会を)開催するかどうかを発表していないので仮称とした」と説明。既に松本理事長が中心となって青森、秋田、岩手、山形の各高野連理事長たちと開催の方針でまとまっている。12日に福島県高野連が独自大会の開催を発表する予定で、出場校数などを含めた東北大会の開催要項など詳細については20日に正式発表される。
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