明桜vs仙台育英、明桜の140キロカルテットに7球団スカウト視察

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仙台育英と明桜の練習試合が行われ、プロ7球団のスカウトが視察に訪れた。明桜の140キロカルテットが登板した。

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146キロ右腕・橘高投手4回無失点

この日は7球団のスカウトが視察に訪れたが、入江大樹選手や向坂優太郎投手、笹倉世凪投手といった仙台育英の選手だけではなく、明桜にも140キロ台を投げるカルテットが存在し、視線を送った。

エース格の佐々木湧生投手は141キロの速球を投げ、昨年は2年生ながら春季大会で12奪三振完投勝利を挙げるなど注目されている。しかしこの日は3回を投げて6安打4失点と苦しいマウンドとなった。

しかし、4回から登板した145キロ右腕の長尾光投手は2回を1安打無失点に抑えると、6回から登板した146キロ右腕の橘高康太投手も、4回を無失点に抑える好投を見せた。

橘高投手は、昨年までは130キロ中盤だったが、昨年から総監督となるプロでも投手コーチとして定評のある尾花高夫氏の指導を受け、球速が10キロ速くなり146キロを記録している。この日は最速141キロ、変化球などを低めに集める好投で、スカウトにアピールをした。「1番から9番まで振ってくる打線なので、ボールが浮かないよう気をつけた。抑えられて自信になります」と話した。

また第2試合では、最速147キロを記録し、来年のドラフト注目選手の風間球打投手が登板、6回を投げて4安打1失点と好投した。

佐々木投手は「県の代替大会は投手みんなで無失点で優勝しようと話した。そして東北大会でまた仙台育英とやって勝ちたい」と話す。140キロカルテットで秋田を制し、夏の東北大会では、昨年秋の東北大会初戦で延長で敗れた仙台育英に借りを返すことを誓う。

橘高投手はプロ入りを目指しており、夏に結果を残して秋を迎えたい。

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仙台育英の大型遊撃手、入江大樹(3年)との直接対決も重なり、プロ志望の最速140キロ超えトリオをチェックするため、7球団のスカウトが集結。先発の佐々木湧生(ゆう)が3回6安打4失点と苦しんだが、2番手の長尾光が2回1安打、3番手の橘高康太(いずれも3年)が4回無安打と踏ん張った。

最速146キロ右腕であるノースアジア大明桜(秋田)の橘高康太投手(3年)は6回から登板し、4回を無安打無失点。最速141キロを計測した直球と変化球を低めに集め、視察した6球団スカウトへアピールした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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