明石商・来田涼斗選手が2打席連続弾、中森俊介投手は登板せず

高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース

プロ注目の来田涼斗選手、中森俊介投手を擁する明石商はこの日、明石南と練習試合を行った。来田選手が2打席連続ホームランを放った。

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2打席連続弾

今年初の対外試合となったこの日、1番センターで出場した来田涼斗選手は、6回の第5打席で3ボールからのストレートを狙い撃ちし、打球はライトフェンスを越えた。

また8回はスライダーに泳ぎながらもライトフェンスを越え、2打席連続ホームラン、高校通算31号となった。

4打席目まではノーヒットだったが、「自分の振りができてなかったので、体勢を崩されないよう意識しました。体重を乗っけるイメージ」と修正した打席でホームランを打ち、体を崩されてながらもスタンドに運んだ事についても、「打撃に関しては力がついていると思っていた。そこであの2本打てたのが大きかった」と話した。

低めを救ってホームランにすることに定評があったが、奥川投手のような速球派の投手の高めを打つために、ヘッドを立ててコンパクトに球にコンタクトする練習を続けてきた。「春から高めをさばく練習をしてきた中で、1本目が出たのは良かった」と話し、狭間監督も「ヘッドが立ちながら押し込んでいける。あれは能力だろうね。間を感じられるようになったし、タイミングの計り方も変わってきてる」と評価した。

この日はスカウトの視察は無かったが、プロ入りについて聞かれると、「半々です。自分はレベルに達してないと思うので、今の自分の実力をしっかり見極めて決めていきたい」と慎重に話した。

中森投手は7月から登板

151キロ右腕の中森俊介投手は、この日の練習試合には登板しなかった。

ブルペンで50球の投球をしたが、自粛期間の影響もあり、合同練習が始まってからしばらくは立ち投げで調整しており、数日前から本格的な投球練習を再開したばかりで、「7割程度。体の状態はいい。」と話した。

「あとは自分が思っている感覚と、打者から見える球がどうなのかなというところ」と話すが、実戦登板は7月に入ってからの予定のようだ。中京大中京の高橋宏斗投手が153キロを出し、「センバツで155キロを目指してやってきたし、どれくらい出るか自分でも楽しみ」と話す。

世代NO.1右腕はゆっくりと状態を高め、最後には高橋投手を上回る力を見せつけてくれそうだ。

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持ち前の打力にさらに磨きがかかった。「ヘッドを立ててコンパクトに振ることを意識した」と、活動休止中に高めをさばく練習を繰り返した。1本目の放物線はその成果だ。狭間善徳監督(56)も「ヘッドが立ちながら押し込んでいける。あれは能力だろうね。間を感じられるようになったし、タイミングの計り方も変わってきてる」と成長を認める。

走攻守3拍子の総合力の高さに、プロのスカウトからも高評価を受けるが「まだ自分はそういうレベルに達していない」と謙虚に話す。勝負の秋に向け「自分の魅力は打撃だと思う。1試合で3本(安打)打てるようにしていきたい」と意気込みを口にした。

昨年春夏甲子園4強の主力で、昨春選抜の智弁和歌山戦で先頭打者&サヨナラ弾。高校30、31発目を放ったドラフト候補は「1試合(安打)3本は打てるように。休み期間があったので、プロは半々」。しかし、すでにエース・中森俊介(3年)ともども7球団のスカウトが練習視察に訪れており、プロ側が放ってはおかない。

卒業後の進路については「(プロか進学か)半々です。今の自分の実力をしっかり見極めて決めていきたい」と冷静に先を見据えた主砲。悔いなく次のステージに進むためにも、まずは高校で最高の結果を残してみせる。

約2カ月実戦から遠ざかったため、しばらくは立ち投げでの調整だったが、数日前から本格的に投球練習を再開していた。「(力加減は)7割程度。体の状態はいい。あとは自分が思っている感覚と、打者から見える球がどうなのかなというところ」。7月上旬の練習試合で登板予定だ。

「感覚も体の状態もいいです。打者が立ってどうなるか。不安はそこだけ」と練習を振り返り「早く(実戦で)投げたい」と笑顔。27、28両日に予定される練習試合でリリーフ登板し、翌週には先発する予定。最速151キロ右腕は「センバツで155キロを目指してやってきたし、どれくらい出るか自分でも楽しみ」と話した。

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