浜松工の141キロ右腕・杉田蒼希投手は1回持たず降板、「大学で鍛えたい」

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浜松工の141キロ右腕・杉田蒼希投手はこの日、磐田東の二俣翔一選手との好勝負が期待されていたが、初回に3失点し、2アウトしか奪えずに降板、高校野球を終えた。

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133キロ止まり

球のキレがなかった。昨年はキレのある球を自信をもって投げ込み、シュートで相手バッターのインコースをえぐっていたが、この日はストレートは高めに浮き、変化球でカウントを取りに行ったところを狙われ、2/3回で3失点しマウンドを降りた。

今年は最速も141キロまで伸ばし、活動自粛中もフォームの改良を行ってきたという。しかし、7月2日の浜松商との練習試合でも2回1/3で3失点しKOされるなど、不振がの状態だったという。この日までに調整をし、ブルペンでは「調子は良かった」と話したものの、「二俣選手を少し意識して力んでしまった。試合を壊してしまい申し訳ない」と話し、不本意な高校野球最後のマウンドとなった。球速も133キロ止まりだった。

杉田投手は既に大学進学することを明らかにしており、「最終的にはプロ入りが目標ですが、まだ実力がないので、大学で鍛えたい。」と話し、「自分の弱さがでてしまった。もっと気持ちの強い投手になりたい」と大学で鍛えてプロ入りを目指すことを誓った。

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最速141キロの速球に磨きを掛けるべく、活動自粛期間中は投球フォームを見直すなど順調な調整を続けてきた。一方で今月2日浜松商との高校野球定期戦では2回1/3で3失点KOされるなど不振を極めていた。修正を期したこの日も不完全燃焼に終わり、降板後はベンチから声援をおくり続けたが思いは届かなかった。

「ブルペンでは調子が良かったのですが、マウンド上で力みが出て、球が指にひっかかった。1回もたず、情けなかった」と肩を落とした。その後は、仲間を信じてベンチから声を出し続けたが、思いは届かなかった。「結果は3点差だったので、初回の失点がなければ…」と悔やんだ。卒業後は進学を希望。「最終的にはプロ入りが目標ですが、まだ実力がないので、大学で鍛えたい」と話した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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