阪神のスカウトはこの日、三重県高校野球大会の松阪商vs松阪工の試合を視察し、高校通算59本塁打の阪本和樹選手に熱視線を送った。
3四球3得点
この日、阪本和樹選手は2打席目までは凡退をしたが、その後は3つの四球を与えられた。その全てでホームに還り3得点、「まずはチームの勝利が第一。個人の結果はその後についてくれば」と話し、8回コールド12-1の勝利にまずは納得をした。
高校通算59本塁打を放っており、「持ち味は広角に強い打球を飛ばせるところです」と話す阪本選手、1回にはライトポール際へ大きなフライを打ち、そのパワーを見せた。
この試合には阪神の熊野スカウトが視察に訪れ、この飛球について、「長打力がある。ちょっと風に戻されたけど、打つのはいい。右にも大きいのを打てる。注目していましたから」と評価した。阪神は右の大砲として昨年、井上広大選手をドラフト2位で獲得しているが、右の長距離砲はここ数年の課題として今年も指名が予想される。
阪本選手はプロ入りについて、「簡単な世界じゃないとは思いますが、高校からプロに、という思いはあります」と話し、プロ志望届の提出に前向きな姿勢を示した。

全国的には無名もその素質にプロも興味を示す。阪神の熊野スカウトは「彼の長所は打撃だよね。右方向にも大きな打球が打てる」と評価。阪本本人も「簡単な世界じゃないとは思いますが、高校からプロに、という思いはあります」とあこがれを隠さない。
この日は2打数無安打3四球。1回は右翼ポール際に大きな右飛を放ち、パワーも示した。同スカウトは「長打力がある。(右飛は)ちょっと風に戻されたけど、打つのはいい。右にも大きいのを打てる。注目していましたから」と評価。右打ちの強打者のさらなる飛躍に期待した。
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