ノースアジア大明桜の風間球打投手が、自己最速を2キロ更新する149キロをたたき出し、5者連続三振を奪う圧巻の投球を見せた。
来年のドラフト1位候補
風間球打投手はこの日、6回から登板すると、先頭バッターに自己最速を更新する148キロを記録し三振を奪う。続くバッターは縦に大きく曲がるスライダーで三振を奪うと、3人目のバッターには最速149キロを記録した。
7回はやや出力を抑えたが2者連続で三振を奪い、最後はライトフライに抑えた。2回を投げてパーフェクト、5奪三振だった。風間投手は「自己最速が出て良かった。早く投げたい気持ちだった。思いっきり投げることを意識した」と25球の投球を振り返った。
長尾投手を視察に巨人の柏田スカウトが視察に訪れていたが、2年生の風間投手の投球に「力のある強いいいボールを投げますね」と話しインパクトを受けていた。
来年の注目高校生と言えば、中学時代に軟式で150キロを記録した高知高校の森木大智投手がいるが、まだ硬式では150キロに到達していない。風間投手は「150キロを投げたいので、また今日からしっかりと体をケアしていきたい」と話した。
風間投手は昨年夏も投球をしているが、来年のドラフト1位候補に入ってくるのは間違いないと考えている。身長は182cmだが佐々木朗希投手に近い能力を持っていると思う。150キロは当たり前として、155キロくらいまでは行けるだろう。
背番号9をまとった風間は6回からマウンドに立った。先頭には5月の紅白戦で計測した147キロを1キロ更新する148キロで三振を奪い、2人目は縦に落ちるスライダーで抑えた。さらに3人目の2球目には149キロをマーク。この試合で2度も自己記録を塗り替え、会場で見守った保護者らをざわつかせた。7回は球速を抑えながらも2者連続三振、右飛で試合を締めた。
最後の打者は右飛と初めて打球を前に飛ばされたが、打者6人中5人から三振を奪った。長尾目当てで視察した巨人・柏田スカウトは「力のある強いいいボールを投げますね」とわずか25球でインパクトを残した。
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