ノースアジア大明桜の長尾光投手が8回14奪三振2失点、5球団視察し阪神が評価

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秋田県高校野球大会はこの日、準決勝が行われ、ノースアジア大明桜は由利高と対戦した。

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14奪三振

多彩な投手陣の中からこの日は145キロ右腕の長尾光投手が先発すると、初回に2ランホームランを浴びて2点を許してしまう。しかしその後は得意のスライダーを中心に投げ、8回4安打14奪三振2失点という内容で、8回コールドで勝利した。

この日は140キロカルテットでまだ登板のない佐々木湧生投手や、初戦で金足農を1安打完封した146キロ右腕の橘高康太投手、また来年のドラフト1位候補の150キロ右腕・風間球打投手の投球も注目され、阪神など5球団のスカウトが視察に訪れたが、阪神の葛西スカウトは長尾投手について「器用さはある」と評価した。

明桜はこれで夏は4年連続で決勝戦進出となった。しかし2018年は吉田輝星投手の金足農に敗れ、昨年は秋田中央に4-5で敗れ、3年生の世代は甲子園にあと一歩の悔しい思いを続けてきた。

今年はその思いを胸に甲子園出場を目指したが、決勝で勝ったとしても甲子園は無い。それでも、長尾投手は「1、2年生のときは決勝で敗れたので、優勝して先輩たちの悔しさを晴らしたい」と話し、秋田NO.1、甲子園に出れていたという事を証明するため決勝戦でも勝利を誓う。

決勝戦は能代松陽と対戦する。

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プロ注目で最速145キロ右腕のノースアジア大明桜・長尾光投手(3年)が今大会2度目の先発で8回2失点と好投し、決勝進出に貢献した。初回に2ランを浴びて先制を許しながら、「打たれて目は覚めました」と変化球主体の投球で修正。阪神など5球団のスカウトの前で二回には振り逃げを含む1イニング4三振を奪うなど、毎回となる14奪三振でねじ伏せた。

明桜は夏に限れば4年連続の決勝進出。長尾は「1、2年生のときは決勝で敗れたので、優勝して先輩たちの悔しさを晴らしたい」と意気込んだ。

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