150キロ右腕の金沢龍谷・加藤優弥投手が145キロも敗退、11球団視察し阪神・中日が高評価

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金沢龍谷の150キロ右腕・加藤優弥投手が登板し、11球団のスカウトが視察をしている。

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プロに行って活躍できる投手に

加藤優弥投手は、昨年まではオーバースローで最速144キロを記録していたが、元阪神でサイドハンドのリリーバーだった同校コーチの田村勤コーチに助言をもらい、サイドハンドで投げた。その後、「何か違うな」と活動自粛中にやや腕を上げてスリークォーターにしたところ、7月2日の金沢学院大戦で自己最速となる150キロを記録した。

急成長を遂げた加藤投手は、初戦でも力強い球を見せていたが、この日の金沢商戦は先発し、最速は145キロを記録した。しかし、2回に暴投で1点を許すと、5回には3点目を奪われ、そこで2年生の左腕・井上透摩投手にマウンドを譲った。「チームを勝たせられなかったことが悔しい。後半に乱れて精度が甘くなってしまいました」と話す。4回2/3を投げて4四死球で4失点、それでも毎回の5三振を奪った。

この日は阪神、中日、広島など11球団のスカウトが視察に訪れた。

阪神・筒井和也スカウト:「コンスタントに140キロ以上出るし、馬力があって腕の振りがいい」

中日・音重鎮スカウト:「きょうは力を出し切れなかったが、ストレートは力強い。左打者に有効な球も持っている。楽しみな投手だ」

加藤投手はプロ志望届について、「出す方向です」と明言した。そして、「プロで活躍する投手になるのが夢。その自信はついた」と話し、プロ入りに向けた成長を続けていく。

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潜在能力の高さはしっかりと示した。スリークオーター気味のフォームから、直球は最速145キロを記録。鋭い変化球も随所に見せた。中日の音重鎮スカウトは「きょうは力を出し切れなかったが、ストレートは力強い。左打者に有効なタマ(シンカー)も持っている。楽しみな投手だ」と高い評価を変えない。

初回は打者3人で立ち上がりながら、雨が強くなった2回に暴投で先制点を献上。5回に3点目を取られたところで無念の降板となった。5回以外は毎回5三振を奪うなど最速145キロを計測した直球の威力は十分だった。阪神の筒井和也スカウトも「コンスタントに140キロ以上出るし、馬力があって腕の振りがいい」とセンスの高さを評価した。

この日は中日、広島など11球団のスカウトの前で、最速145キロの力強い直球を主体に5奪三振も、実らず初戦敗退。今後プロ志望届については「出す方向です。プロに行って活躍できる投手になりたい」と、言葉に力を込めた。

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