日本航空石川の148キロ右腕・嘉手苅浩太投手が5回9奪三振の投球を見せた。
初回の後に修正
嘉手苅浩太投手はこの日、初回に2つの四死球と2安打を許して3点を与える不安定な立ち上がりを見せた。しかし、「初回の後は修正し、腕を振ってコースを意識した。」と2回から5回まではノーヒットに抑え、結局、5回を投げて9つの三振を奪う好投となった。
嘉手苅投手は昨年秋の大会で右ひじを痛めてから、登板をしないまま秋を終え、冬まで投球ができない状態だった。しかし、下半身の強化と肩の股関節の柔軟性を高めるトレーニングを行い、「身体が柔らかくなって、肩や肘に負担が少ない。以前よりも故障しなくなりました」と話す。
この日は東京ヤクルト、福岡ソフトバンク、阪神、埼玉西武、東北楽天、横浜DeNA、広島、千葉ロッテの8球団10人のスカウトが視察に訪れが、
ヤクルト・阿部健太スカウト:「自分で苦しい状況にしたが、尻上がりに安定感が出てきた。スケールが大きく、今後が楽しみ。これからスピードも上がっていくと思う」
パリーグのスカウト:「身体のポテンシャルが高く、エンジンが大きい。春の練習試合解禁の時も見たが、冬の間に練習してきたのが分かった」
と、スケールの大きさと共に、冬の成長も評価した。
191cm106kgの大型右腕の高校での投球も、残りあと1試合、決勝の星稜戦に向けて「今まで星稜を倒す目標で頑張ってきた。最後はみんなで笑って終わりたい」と話した。

191センチ、106キロと恵まれた体格で、将来性も抜群だ。ネット裏ではヤクルト、ソフトバンク、阪神、西武、楽天、DeNA、広島、ロッテの8球団10人のスカウトが視察。ヤクルトの阿部健太スカウトは「自分で苦しい状況にしたが、尻上がりに安定感が出てきた。スケールが大きく、今後が楽しみ。これからスピードも上がっていくと思う」と期待を込めれば、パリーグのあるスカウトは「身体のポテンシャルが高く、エンジンが大きい。春の練習試合解禁の時も見たが、冬の間に練習してきたのが分かった」と評価した。
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