この夏に最速152キロを記録し、来年のドラフトの目玉候補と注目される市和歌山の小園健太投手が、新人戦で登板をした。
2アウト満塁で登板
和歌山の新人戦の3回戦で耐久高と対戦した市和歌山は、7回に7-1とリードしながらも、2アウト満塁のピンチとなる。
その場面で、この夏に152キロを記録し、夏の和歌山独自大会でも好投を見せて注目された小園健太投手が登板すると、このピンチを無失点に抑えた。最速は142キロ止まりだったが、そのまま9回まで登板し、2回1/3をノーヒットで2奪三振で無失点に抑えた。
試合終盤に登板は予定していたものの、ピンチでの緊急登板となり、「急いで作ったので準備不足だった」と話し、8回には球が高めに浮いて連続四球を与え、「荒れていた」と反省した。それでも、「新人戦、2次予選、近畿大会で優勝して、甲子園は絶対に出たい」と、来春のセンバツ出場に強い思いを見せる。
来年のセンバツに出場する事ができれば、大会では大いに注目されるだろう。152キロ右腕の活躍をこれからも追ってゆきたい。
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予定よりも登板が早まったこともあり「急いで(肩を)作ったので準備不足だった」と高めに浮いてしまう球が多く、八回には連続四球を与えるなど制球面で課題が残る結果に。それでも、要所で2三振を奪うなどして能力の高さを示した。
中学時代からバッテリーを組む松川虎生(こう)捕手(2年)とともに、プロの注目を集めている。「新人戦、(和歌山県)2次予選、近畿大会で優勝して、甲子園(来春センバツ)は絶対に出たい」と、目標を掲げた。
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