帝京可児・加藤翼投手が甲子園マウンド立てずも中日・日本ハム・ヤクルトが評価

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帝京大可児の153キロ右腕・加藤翼投手は、甲子園の突然の豪雨のために甲子園のマウンドでの投球ができなかった。

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球速計測無しも

甲子園のグラウンドに立てず、「ダイヤモンドにすら入れず、悲しかった」と話したものの、「ここに来ている以上、自分の自信がある球で行きたかった」と話した。

豪雨の後のシート打撃は室内練習場で行われたが、球速の計測が無く、それまでの投手とは評価の条件は良くなかった。それでも加藤翼投手は、大阪桐蔭の4番・西野力矢選手にストレートで空振り三振を奪うなど、打者5人に対して2三振、土田選手にはヒット性の当たりを許したものの、高めのストレート、低めに決まるストレートは威力十分だった。

この投球に中日・中田アマスカウトアドバイザーも「モノは抜群。高めに来る球は全部振る。あれを膝元に投げられたらプロでも通用する」と評価すると、北海道日本ハムの大渕スカウト部長も「体のバランスがいい。やくどうかんやしなやかさがある」と評価、さらに東京ヤクルトの小川GMも「筋肉質な体など素材の良さを目の当たりにした」と評価した。

加藤投手は夏の岐阜独自大会でも多くのスカウトの前で登板をしているが、球速は速かったが、金属バットとは言え相手バッターにあわされて痛打を浴びる場面も見られた。

その部分とこの日の投球などを総合的に評価してドラフト会議での指名を決める事になるが、この日は良いアピールとなったことは間違いない。ドラフト中位から下位、または育成までには指名されると思う。

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「ここに来ている以上、自分の自信がある球で行きたかった」と打者を圧倒した。中日・中田アマスカウトアドバイザーも「モノは抜群。高めに来る球は(打者が)全部振る。あれを膝元に投げられたらプロでも通用する」とうなっていた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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