プロ志望高校生合同練習会の東日本会場について、巨人・阪神・東京ヤクルト・北海道日本ハムのスカウトが総括をしている。
巨人・榑松スカウト次長
「シャピロ・マシュー一郎はボールに強さと角度があった。石川慧亮はちょっと小柄だけど、馬力があってミート力もある。高寺望夢はバットコントロールに優れていて、脚力もレベルが高い。木製バットにも十分に対応していた」
また、この練習会について「画期的な企画だったと思う。スカウトはコロナ禍で視察する機会が限られていたし、アピールしきれなかった選手も多かったはず。双方にメリットがあったのではないか」と話し、「木製バットを使っている選手が多く、参考になった。今後も継続していただけたらありがたい」と来年以降の継続を望んだ。
阪神・畑山統括スカウト
「最終リストに残ってきそうで、担当スカウトは見ているが見切れていなかった選手をチェックできたのはありがたかった」
「投手ではシャピロ・マシュー一郎君の名前は聞いていたが、粗削りだが伸びしろ十分で楽しみ。浦和実の豆田泰志君は腕の振りがシャープで球速が出ていた。」
「上田西の高寺望夢君は広角に打てて俊足。青藍泰斗の石川慧亮くんは小力がある」
サンケイスポーツ紙面より
東京ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク
「代替大会でプレーを見られなかったり、代替大会でのイメージと変わった選手が何人かいた。こういう機会を与えていただいて感謝しています」
好印象を受けた選手として、国学院栃木・シャピロ・マシュー一郎投手、学法福島・辻垣高良投手、上田西・高寺望夢選手、青藍泰斗・石川慧亮選手を挙げた。
スポーツ報知紙面より
北海道日本ハム・大渕スカウト部長
大渕氏はスカウト会副会長としてのコメントとして、「大事なのはプロとアマで協力して、高校3年生にチャンスを作ったという事」と話し、「埋もれないようにするため、プロとアマで考えるようになっていければ」と話した。
コメント