埼玉県は、年末年始に出されていた部活動禁止を、1月17日まで延長したことがわかった。公立高校は3週間、部活動ができなくなる。
個人それぞれでノルマを設定
埼玉県は、来年1月17日までの部活動停止を県立高校に通知した。例年では年末年始の1週間程度は部活動が行われないが、来年は1月17日まで部活動としての練習ができなくなる。
県内の強豪、上尾高校は終業式を終えると、グラウンドに塩化カリウムと水をまき、グラウンドを使用しない期間に、整備を行うことになった。埼玉県は花咲徳栄、浦和学院、昌平、春日部共栄、山村学園など強豪私学がいる一方で、上尾、川口市立、大宮東、狭山清陵、市立川越などの公立高校も強さを見せる。市立高校がこの措置に入っているかは定かではないが、私学に比べて練習時間や環境に差もある中で、さらに差が生まれてしまうかもしれない。
それでも上尾高校の宮沢主将は「グラウンドでの練習はできないけど、自分は1日1000スイング以上など、個人がそれぞれでノルマを設定し練習する。キャッチボールは自宅近くの河川敷で父や兄とできたらと思っている。並行して資格試験合格のための勉強もやっていく」と話した。時間が長ければいいというものでもなく、時間の貴重さを感じて濃い練習になるかもしれない。
新型コロナは野球にも様々な課題を顕著にしてくれた。その課題をクリアし、さらに進化につながれば良い。
私学などに比べ、練習時間が著しく少なくなる環境下に上尾高野球部・宮沢主将は「グラウンドでの練習はできないけど、自分は1日1000スイング以上など、個人がそれぞれでノルマを設定し練習する。キャッチボールは自宅近くの河川敷で父や兄とできたらと思っている。並行して資格試験合格のための勉強もやっていく」と、その期間、グラウンド外で“文武両道”をめざしていく。
コメント