智弁学園・前川右京選手、「プロを意識して練習しています」

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智弁学園の注目スラッガー・前川右京選手が、「プロを意識して練習しています。」と話し、プロ入りへの思いを話した。

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監督からも狙っていけと

智弁学園のグラウンドで汗を流す前川右京選手は、「プロを意識して練習しています。この1年で決まる。自分に鬼になりたい」と話し、個人的な目標としてプロ入りを目指すことを明言した。「監督さんから狙っていけと言ってもらった。簡単にはなれないと分かっていますが、自分の決めた道。チャンスがある以上はやっていきたい」と、小坂監督も前川選手の決断を後押しする。

前川選手は1年生から4番を打ち、夏の甲子園でも2本のタイムリーなど3打点を挙げた。昨年は新型コロナの影響でセンバツ、夏の大会が中止となった。それでも出場できた甲子園交流試合では中京大中京と対戦し、中日ドラフト1位の高橋宏斗投手に3打数1安打。秋の公式戦では3番バッターとして打率.400を記録、高校通算30本塁打まで伸ばしている。

小坂監督は「巨人岡本のようになってほしい。可能性は十分ある」と話す。監督からのはっぱを受け、前川選手は「50本。どんな時も5割を打つ打者になりたい。」と目標を設定した。今年夏までに20本塁打を打ち、左のスラッガーとしてドラフト上位候補として注目される状態で秋を迎えたい。

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新年の練習が始まり、ちょうど1週間。高校野球最後の1年は「プロを意識して練習しています。この1年で決まる。自分に鬼になりたい」と不退転の覚悟で臨む。地元の三重県に帰省した年末年始も無休でトレーニング。早い時は午前6時に起床し、バットを片手に自宅近くのグラウンドへ直行。朝晩、最低1時間は素振りの時間を設けるなど、片時も野球から離れなかった。「(小坂)監督さんから『(プロを)狙っていけ』と言ってもらった。簡単にはなれないと分かっていますが、自分の決めた道。チャンスがある以上はやっていきたい」。目標の実現へ1日も無駄にせずに過ごしている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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