チームが再編された三菱重工Eastがこの日始動した。プロ注目の149キロ右腕・上野翔太郎投手は「プロを目指したい」と話し、新生チーム初のプロ入りを目指す。
森下くらいのピッチング
上野翔太郎投手は中京大中京時代に甲子園で好投を見せ、U18代表でもリリーフエースの役割を果たし、甲子園で行われた2015年のW杯では、韓国戦で7回3安打10奪三振で完封するなど好投を見せた。駒澤大に進むと、故障に悩まされなかなか結果を出せなかったものの、4年生の秋にリーグ初勝利など2勝を挙げ、力を見せ始めていた。
プロ志望届を出さずに三菱パワーに進み、昨年は実績を作れず、今年は新チームで好投を誓う。「甘い考えでは通用しないと思った。今年は投手陣の軸になれるように。入社させていただいて、日本一というチームの目標も達成したい」と話した。
U18代表では大分商の森下暢仁投手もチームメイトだった。その時は控えだった森下投手が大学で大きく飛躍し、昨年はプロ1年目で新人王を獲得した。上野投手は「すごかったですね。森下くらいのピッチングをしたら、プロで通用するんだと思って、勉強になりました」と話す。
今年は「プロを目指したい。大学のときは行けなかったので、2年でなんとかという思いです」とプロ入りを目指す。そのために「150キロは出したい」と球速アップと、現在スプリットを習得中、新チームのエースとしての活躍ができれば、プロ入りがグッと近づきそうだ。
昨季は、U18日本代表でともに戦った広島の森下暢仁投手が1年目から結果を残した。欠かさずチェックしており「すごかったですね。森下くらいのピッチングをしたら、プロで通用するんだと思って、勉強になりました」と明かした。
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