立教大の新3年生・柴田颯選手が、来年のプロ入りに向けて20歳となった今年にかける思いを語った。
今年が重要
柴田颯選手は中学時代にU15代表として、チャレンジマッチでMVPを獲得し注目されると、札幌第一でも高い打撃スキルを見せ、1年生から4番を任されると、2年時にセンバツ出場をしている。
プロも注目したが立教大に進むと、1年春から12試合48打席に立つなど期待され、1年秋は13打数と少なかったものの1本塁打、4打点で打率.365を記録、昨年は5試合で行われた春のリーグ戦で15打数5安打、打率.333を記録した。
秋は27打数7安打、打率.259に終わった。悔しいシーズンとなり、「打撃で使ってもらっている。主軸としてチャンスでもっと打って、優勝争いに絡めるようにならないと」と反省をした。1年秋に明治大の150キロ右腕で横浜DeNAにドラフト3位で指名された伊勢大夢投手からホームランを放ち、自信をつけた。しかし「1年時はがむしゃらにやれていたが、2年になって考えすぎた部分もある。その経験も踏まえ、3年目は1年のときの思い切りも加えて打席に立てたら」と話す。
そして20歳となった今年は、「プロの方に見てもらうためにも、この1年が大事になる。首位打者、打点、ベストナイン、どれでもいい。とにかくタイトルを取りたい」と意気込みを示した。今年に活躍をみせれば、来年はスタートからドラフト候補として注目される存在となる。
巧打だが長打力もある選手で、足も魅力。今年、神宮球場で暴れまわりたい。
目標のプロ入りへ、大学3年目のアピールが大事になる。「プロの方に見てもらうためにも、この1年が大事になる。首位打者、打点、ベストナイン、どれでもいい。とにかくタイトルを取りたい」と、貪欲に結果にこだわっていく。
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