常総学院の2枚看板・秋本璃空投手と大川慈英投手「島田監督を優勝させたい」

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

常総学院は145キロ右腕の秋本璃空投手と146キロ右腕の大川慈英投手で、まずはセンバツ制覇を目指す。

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大川投手は146キロ記録

常総学院は昨年、菊地竜雅投手、一條力真投手という150キロ前後を記録した右腕の2枚看板が注目され、例年通り大会が行われていたら、もっと注目されたチームになっていたと思う。そして今年、その先輩の思いを受け継ぎ、秋本璃空投手と大川慈英投手の2枚看板が、センバツで優勝を目指す。

秋本璃空投手は昨年、エースとして先発を任され、最速145キロの速球にカーブ、スライダーなどをコントロール良く投げた。決勝の健大高崎戦こそ、立ち上がりに右足をひねり、8回8失点と本調子ではなかったが、非常に安定したピッチングを見せていた。その秋本投手は、「甲子園は万全で勝負したい。」と話し、「大川に負けないようにストレートを磨いていく。」と大川投手の名前を挙げた。

大川慈英投手は昨秋は背番号10を付け、リリーフで登板した。しかし、関東大会準決勝の東海大甲府戦ではロングリリーフで、6回を1安打無失点に抑える快投を見せた。最速は144キロだが低めに伸びるストレートの威力があった。

この大川投手はこのオフにフォームを修正し、ストレートは146キロを記録、秋本投手を上回った。「秋本にストレートでは負けていない。もっとキレを良くして、甲子園で完封したいし、背番号1もつけたい」と意気込む。

お互いを意識し成長している二人だが、思いは一つ。秋本投手は「島田監督は選手の時は夏の甲子園で準優勝だったので、監督として優勝させたい」。島田直也氏は1987年の夏の甲子園でエースとして甲子園準優勝をした。その後、常総学院初のプロ野球選手となり、昨年から常総学院の監督に就任している。

昨年は木内監督も亡くなった。島田監督は「小技も使って点を取って守っていく木内野球というのはあるけど、木内監督と全く同じことはできない。そこは島田色にしたい」と話し、新たな歴史を作り始める。

昨年の菊地投手、一條投手もプロ志望届を提出すれば指名の可能性が高かったと思う。秋本投手、大川投手もまずはセンバツでその力を見せ、センバツBIG4とも言われている市和歌山の小園投手、中京大中京の畔柳投手、大阪桐蔭の松浦投手、関戸投手に肩を並べたい。

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最速145キロの秋本は打者を追い込んでから気が緩む面があったが、島田監督からの“戒め”を胸に精神面も成長。カーブ、スライダーの制球もよく、四球で崩れないのが持ち味だ。関東大会決勝の健大高崎(群馬)戦では立ち上がりに右足をひねった影響もあり、計8イニングで8失点。「甲子園は万全で勝負したい。大川に負けないようにストレートを磨いていく。島田監督は選手の時は夏の甲子園で準優勝だったので、監督として優勝させたい」と力強い。
 秋は背番号10だった大川は、島田監督の指導でフォームを修正し、球速も146キロまでアップした。「秋本にストレートでは負けていない。もっとキレを良くして、甲子園で完封したいし、背番号1もつけたい」とライバル心も燃やす。
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