センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は大阪桐蔭高校。
大阪桐蔭の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:松浦慶斗投手
185cmの大型左腕投手で最速は150キロを記録するが、昨秋は動く球を駆使する投球で9試合で4完投、48回を投げて防御率2.63を記録している。将来性を非常に高く評価されており、ドラフト1位候補。
注目度A:関戸康介投手
最速154キロを記録している右腕で、今年もすでに紅白戦で150キロを記録している。50m5.9秒と身体能力が高く体のバネから速球を投げ込む感じ。公式戦でしっかりと結果を残した場面がまだ無いため、センバツでは結果を出したい。
注目度A:池田陵真外野手
鋭い打球を広角に打ち、2年秋は11試合で3本塁打を記録した。守備でも低く伸びるバックホームが魅力で、チームを引っ張れる選手。
注目度B:宮下隼輔三塁手
昨秋は4本塁打を記録、リストが強く合わせても打球が外野に飛ぶ。サードの守備をチェックしたい。
注目度B:竹中勇登投手
3番手投手だが最速145キロの速球を投げる。中学時代に侍ジャパンU15代表にも選ばれた世代を代表する投手の一人。
注目度B:藤原夏輝遊撃手
抜群の守備力に定評があり、柔らかい動きと強い送球ができる。50m6.0秒の俊足で昨秋は10試合で5盗塁を記録、四球で出塁することもできる。
注目度B:繁永晟二塁手
50m6.1秒の足と左右に打ち分ける巧打で、昨秋は11試合で19安打、打率.413を記録した。藤原選手との二遊間の守備は見もの。
注目度B:野間翔一郎外野手
50m5.8秒の足があり、昨秋は11試合で12盗塁を記録したスピードスター。14安打を打っているが、更に打撃を磨き、足を見せるチャンスを作りたい。
注目度B:海老根優大外野手・2年
50m6.0秒の足と遠投110mの肩を持ち、中学時代はU15代表、NOMOジャパンで主砲だった。抜群の足も光る選手。
注目度B:別所孝亮投手・2年
183cmの本格は右腕で中学時に147キロを記録したという投手。次世代のエース候補。
注目度B:川井泰志投手・2年
186cmの大型左腕投手で球速は130キロ台中盤だが、リズムで抑えることができる制球力がある。松浦投手の後継者。
注目度B:松尾汐恩内野手・2年
遠投110mの肩と50m6.2秒の足があり、投手としても142キロを記録する。海老根選手と次世代の内野手として期待される。
注目度C:西川音羽投手
141キロの角度のある球を投げる投手で、他の高校だったらエースの実力がある。
注目度C:花田旭外野手
186cm82kgの恵まれた体があり、昨秋は2本塁打を放っている。打率.400を記録しているが、更に打撃の確実性を高めたい。
注目度C:前田健伸一塁手
176cm88kgの一塁手で昨秋は5番を打って2本塁打。パンチ力と思い切りの良さがある。
注目度C:石川雄大内野手
50m5.9秒の足があり、昨秋は4試合の出場だが2盗塁を記録、打撃を磨いて出場を増やしたい。
チーム
投手は松浦投手がエースとして多くを投げていたが、関戸投手も長いイニングを投げられるようになれば、2枚看板としてどちらが先発しても良いチームになってくる。また控えの竹中投手、西川投手も球速がでており、左の2年生・川井投手も試合を作ることができる。
攻撃は繁永選手、野間選手の俊足コンビから、宮下、池田、前田の長打力抜群のクリンナップに繋がり、下位でも一発のある花田選手や足の速い選手が並び、松浦投手も打撃は良い。
守備はショートの藤原選手が、歴代の遊撃手と並ぶくらいの好守備を見せる。センターの池田選手もしっかりと広い範囲を守れ、全体的に足も肩も抜群でレベルが非常に高い。
打線は10点くらいを奪ってくる力があり、投手は良ければ1点、悪くても4点までには抑える力がある。優勝候補の一角であることは間違いない。
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