センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は福岡大大濠高校。
福岡大大濠の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:毛利海大投手
178cmの左腕投手で最速は140キロ。投げっぷりが良く、変化球も一通りの球種を投げて質も高い。昨秋は49回を投げて63奪三振と三振を奪える。球威のアップと四死球を減らすことができれば、さらに良い投球ができそうだ。
注目度B:古川秀弥外野手兼投手
183cmの選手で中学時代は投手としてU15代表を経験した。50m6.2秒の足と強肩で秋は外野を守ったが打撃で成績を残せなかった。投手としての期待も続く。
注目度B:松尾光気外野手
178cmの外野手で高校通算21本塁打のスラッガー。打線では下位を打ち、恐怖の下位打線の中心になっている。遠投95mの肩と50m6.2秒の足もあり、外野手として動きもチェックしたい。
注目度B:山下恭吾遊撃手・2年
中学時にU15代表を経験した遊撃手で守備の良さに定評がある。打撃でも昨秋は.349を記録、ホームランに盗塁も決めるなど躍動した。
注目度B:友納周哉三塁手・2年
投手としても135キロを記録する強肩内野手。昨秋は.467を記録し3盗塁と足も見せた。
注目度B:馬場拓海投手・2年
180cm80kgの本格は右腕。トルネード気味のフォームから力のある球を投げ、昨秋の九州大会準決勝では8回1アウトまでノーヒットピッチング、9回1安打完封勝利を挙げた。
注目度C:川上陸斗捕手
遠投100mの強肩捕手、打撃でも4番を任され、決勝では2本のタイムリーなど勝負強い打撃を見せた。長打力もあるが3盗塁と足も使える。
注目度C:福沢雄太一塁手・2年
昨秋は6番を打ったが、打率.469を記録、1本塁打と長打力もあるが犠打も多く、細かいプレーもできる選手。
注目度C:吉田颯二塁手・2年
181cmの大型二塁手。強肩に足もあり、1番を任される。秋は1割台と低迷したが四死球で出塁でき、守備で安定感を見せた。
注目度C:井上優生外野手・2年
181cm81kgの左のスラッガーで、飛距離はチーム屈指。三振も多く課題はあるが、長距離砲として成長に期待。
注目度C:森本光紀投手・2年
179cmの左腕投手、変化球を巧みに使う。冬にストレートのパワーアップに取り組んでいる。
注目度C:土山快斗内野手
50m5.9秒のタイムはチームトップ。足のスペシャリストとして代走で起用されたらチェックしたい。
チーム
投手はエースの毛利投手が三振を奪うピッチングで力で抑え込んでいく。控えの2年生・馬場投手も安定した投球ができ、先発で任せられるかもしれない。技巧派の森本投手に、135キロを記録する友納投手も控える。
攻撃は2番の友納選手から3番・山下恭選手、4番・川上選手、5番・北嶋選手の一つのクリンナップと。高打率の6番・福沢選手から通算21本塁打の松尾選手のもう一つのクリンナップがある。1番の池田選手と9番の古川選手も体に恵まれた選手で、ここに当たりが出れば打線に切れ目がなくなる。
守備では遊撃手の2年生・山下恭選手に注目したい。昨秋は3失策をしたが、フットワークなどをチェック。外野手は強肩の選手が揃い、足もあって盤石の態勢。バックホームなども注目したい。
打線は九州大会では3点以内に抑えられたものの、8点位を奪う力がある。投手は2,3点に抑える力があり、2年生の並ぶ打線が勢いに乗れば、優勝へとつながっていく。
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