191cmの左腕投手で、140キロ中盤の速球を投げる八王子学園八王子の羽田慎之介投手が登板し最速146キロを記録、1回を三者三振の圧巻の投球を見せた。
和製ランディ、田嶋に似ている
羽田慎之介投手は191cmの長身左腕として昨年秋季大会に活躍、最速147キロを記録して今年のドラフト注目候補の一人に名前が挙げられていた。しかし昨秋は準々決勝まで勝ち上がったものの投球数も多くなり左肘痛を発症していた。
この日の春季高校野球東京大会の1回戦・小平西戦の7回、羽田投手が登板すると、146キロを記録したストレートで三者三振の圧巻のピッチングを見せた。やや横気味から投げていたが、更にリリースの位置が低くなった感じだが、「久しぶりだったけど、平常心でマウンドに上がれた。スピードはそんなに変わっていないけど、伸びているのかな」と話した。
この日は巨人、北海道日本ハムなど4球団のスカウトが視察し、巨人の脇谷スカウトは「腕のしなりはオリックスの田嶋投手に似ている」と話すと、北海道日本ハムも坂本スカウトも「和製ランディ・ジョンソン。力みがなく素晴らしい。全国屈指の左腕」と評価、楽天の部坂スカウトも「万全なら上位にもなってくるのでは」と高く評価をしている。
田嶋投手を少し大きくした感じに見える左腕、社会人などに進めば3年後にはドラフト1位級になりそうな素材で、今年のドラフト会議で是非獲得したい選手ではないかと思う。
巨人など４球団が視察。「７、８割ぐらいで」とセーブしたが、楽天のスピードガンで自己最速を更新する１４６キロを計測。楽天・部坂スカウトは「万全なら（ドラフト）上位にもなってくるのでは」と評価した。
9―1の7回から登板し3者連続三振。「久しぶりだったけど、平常心でマウンドに上がれた。スピードはそんなに変わっていないけど、伸びているのかな」と手応えを口にした。日本ハムの坂本晃一スカウトは「金の卵。和製ランディ・ジョンソン」と高く評価した。
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