明秀日立はエースの飯田真渚斗投手が緊急登板し、5回をノーヒットに抑える投球を見せた。
温存予定も
強豪の明秀日立にとって、この日は野球ではそれほど実績のない岩瀬日大との対戦で、プロが注目する141キロ左腕エース・飯田真渚斗投手の登板の予定はなかった。しかし、先発の吉田投手が初回に2失点、2回にもノーアウト1,2塁のピンチを招いた所で、エースが緊急登板した。
このピンチに登板した飯田投手は、1アウト2,3塁としたものの後続を抑えると、3回には三者連続三振など6回までの5回をノーヒット無失点に抑える圧倒的な投球を見せた。味方の3回に4点、4回に3点を奪い、7回コールドで3回戦を突破した。
飯田投手は昨秋の銚子商との練習試合で21奪三振を記録するなど、キレの良いストレートとスライダー、チェンジアップが素晴らしく、プロも注目する。この日は自己最速を更新する142キロを記録し、更に成長した投球を見せている。
2日には常総学院と試合となるが、「今大会の目標は優勝で、最低でも関東大会出場です」と話し、打倒・常総学院のために力を尽くす。
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飯田はキレのある直球とスライダー、チェンジアップのコンビネーションが武器で、昨秋には名門・銚子商(千葉)との練習試合で21奪三振をマークしたこともある。「前回(2回戦)の竜ケ崎一戦よりも腕が振れていて、バッターの内角を厳しく突くこともできました」。自慢の奪三振は5回で4つ止まりだったが、自己最速を1キロ更新する142キロを計測。安打を1本も許さず、貫禄の投球を見せた。
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