北海・木村大成投手が9回3安打完封、オリックス・阪神など3球団視察

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春季北海道大会では札幌地区Aブロック3回戦が行われ、北海高校の148キロ左腕・木村大成投手が札幌大谷を完封した。この日は3球団4人のスカウトが視察に訪れた。

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昨秋から道4試合連続完封

強豪の札幌大谷戦で先発した木村大成投手は、三振は4つと少なく、「真っすぐで空振りが取れず、序盤は球が浮いていた」と話す。それでも4回に味方が得点を奪うと、「0-0が続いていたが、あそこからギアが上げられた」と話し、9回を投げて3安打4奪三振で完封、「7回ぐらいから空振りを取れるようになった。途中で修正できたのは良かった」と話した。

木村投手は、2日前の札幌南戦で14三振を奪って完封をしており、昨秋の道大会準決勝・知内戦から、道内の大会で4試合連続完封、56回2/3連続無失点を続けている。

札幌南戦では北海道日本ハム、横浜DeNAなど7球団8人のスカウトが視察したが、この日は阪神、オリックスなど3球団4人のスカウトが視察、中一日のマウンドだったがアピールする内容となった。

平川監督は「上のレベルでやりたいと言っている。そのためにはもう1、2レベル上げないと。」と話し、木村投手に更に上のレベルを求める。木村投手も連続完封する中で、「夏に向け、公式戦の方が得るものが多く、今長く投げられるのはうれしい」と話した。

148キロを記録する成長著しい左腕投手、今年のドラフト会議で指名は間違いなさそうで、これからの投球によっては、北海道出身で大型左腕と注目される大阪桐蔭の松浦慶斗投手、八王子の191cm左腕・羽田慎之介投手、東海大相模の石田隼都投手などと比較されながら、ドラフト中位から上位での指名の可能性も出てきそうだ。

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10日の初戦は日本ハム、DeNAなど7球団8人のスカウト視察する前で14奪三振完封。この日はオリックス、阪神など3球団4人が見守る中で再び快投した。奪三振は4と少ないが「真っすぐで空振りが取れず、序盤は球が浮いていたが、7回ぐらいから空振りを取れるようになった。途中で修正できたのは良かった」。中1日での連続完投は練習試合も含め今年初だったが、疲労を抱えながらしっかりと役目を果たした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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