プロ注目151キロ右腕・翁田大勢投手、連続四球で降板

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関西国際大で151キロの速球を投げプロも注目する翁田大勢投手が、今季のリーグ戦で初登板をしたが、連続四球などでアウトを奪えずに降板した。

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8回から登板も

翁田大勢投手はやや横から151キロの速球にスプリットなども鋭く、今年春先のオープン戦で好投を見せ、プロのスカウトからは「一級品」「ドラフト上位候補」と評価され、期待されていた。

しかし、関西国際大は部内で新型コロナウイルスの感染者が出たため、この春のリーグ戦の開幕から4試合の出場を辞退し、約2週間、練習もできない状態となった。

この日の大阪体育大戦では1点リードの8回、翁田投手がリリーフで登板をしたものの、8球連続でボールで2つの四球を与えると、ノーアウト1,3塁のピンチから内野ゴロを打たせたが、味方の悪送球により失点、同点に追いつかれた。その後も制球が出来ずに再び四球を与えると交代を告げられた。

15球を投げて12球がボール、1アウトも取れずに降板した。「野手が必死に点をもぎ取ってくれた後にああいうピッチングをして、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と肩を落とす。

鈴木監督は「あんなもんじゃないですか。ここしばらく見ていて、あれではプロは無理ですね。メンタルが。あそこまで繊細で弱いやつやとは思わなかった。球が速いだけで生きていける世界ではない」と手厳しいコメントをしている。

翁田投手は「いいときのフォームで投げられていない。0からの形になった。一からつくっていかないといけない」と話す。まずは頭を整理してからフォームの理解と試行錯誤をする段階となる。春に高い評価を得ていたが、焦って更に悪くならないように、秋に向けて調整をしていく形で良いかもしれない。

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関西国際大の152キロ右腕・翁田大勢投手が151キロ、6球団視察し「順調なら上位候補」
関西国際大の152キロ右腕・翁田大勢投手が、三菱重工Westとのオープン戦で先発し、7回を投げて4安打8奪三振2失点と好投した。この試合には巨人・中日・阪神など6球団11人のスカウトが視察に訪れた。

同校は新型コロナウイルスで開幕から出場辞退し、約2週間、練習できなかった。3月下旬のオープン戦以来、約1カ月半ぶりの実戦だったが「久しぶりの状況もあって、力んでしまった。いいフォームで投げられなかった」と猛省した。大黒柱だけに、期待も大きい。鈴木英之監督(54)も「あれじゃ、プロは無理です。メンタルが、あの展開であそこまで弱いと思わなかった。球が速いだけで生きていける世界ではない」と手厳しかった。

関西国際大は、部内で新型コロナウイルスの感染者が出たため、4月3~11日まで計4試合の出場を辞退。2週間、活動を自粛していた影響で翁田は調整が遅れ、対外試合の登板は3月22日の奈良学園大とのオープン戦以来だった。「0からの形になった。一からつくっていかないといけない」と、厳しい表情を浮かべた。

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