大阪桐蔭・松浦慶斗投手がセンバツ以降初先発、阪神・ヤクルト・ロッテなど6球団視察

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大阪桐蔭が龍谷大平安と練習試合を行い、春の大会に登板していなかった大阪桐蔭の松浦慶斗投手が先発した。この試合には阪神、東京ヤクルト、千葉ロッテなど6球団のスカウトが視察している。

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感覚がよくなっていると思う

センバツ大会1回戦の智弁学園戦で4回を投げて4失点して降板してから、ドラフト1位候補として注目された185cm左腕の松浦慶斗投手は、春の大阪大会ではベンチに入らず、ミニキャンプのような形で体力強化とフォーム修正を行っていた。

この日の龍谷大平安との練習試合は、センバツ以来の先発登板をしたが、4回72球を投げて6安打3四死球で2失点、3奪三振という内容だった。球速は視察したスカウトのスピードガンで145キロを記録した。

この日は阪神、東京ヤクルト、千葉ロッテなど6球団が視察をしたが、千葉ロッテの榎チーフスカウトは「ボールに力強さを伝える感覚がよくなっていると思う」と評価した。

今年の春先に、185cmから150キロを記録する左腕として、今年のドラフト1位候補として名前の挙がっていた松浦投手だったが、まだ現時点で各球団とも評価を定めていないと見られる。素質の高さは十分、各球団とも欲しい選手で、今年の成長次第ではドラフト1位など上位で指名することが必要だった。

しかし、今年に入り球速も結果もまだ出ておらず、欲しいものの、上位で行くべきかを各球団が見極めようとしている。

この日は結果としては出せなかったものの、成長の兆しが伺えたということで、これから7月16日に開幕する夏の大阪大会に向けて、1ヶ月間は練習試合が多く行われ、松浦投手も投げるスタミナを付けるために登板が多くなっていくだろう。その度にスカウトも大勢集まり、注目されることになりそうだ。

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ヤクルト、ロッテのスピードガンでは最速145キロを計測。ロッテの榎康弘チーフスカウトは「ボールに力強さを伝える感覚が良くなっていると思う」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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