市和歌山の米田天翼投手が148キロ計測、7回10奪三振投球に千葉ロッテスカウト評価

高校野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

市和歌山はこの日の田辺工戦で、2年生エースの米田天翼投手が登板し、自己最速を更新する148キロを記録した。OBで千葉ロッテスカウトの三家スカウトが評価している。

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148キロ

今夏の大会で初めての先発となったこの日、米田天翼投手は初回から勢いのある球で三振を奪うと、3回には自己最速となる148キロを記録した。

4回までパーフェクトピッチング、5回にランナーを許して2アウト満塁となったものの、このピンチも無失点で切り抜ける強さを見せた。140キロ台のストレートにツーシーム、チェンジアップを投げ、7回4安打10奪三振無失点の快投を見せた。

この日はエース・小園健太投手を温存することに成功したが、「後ろには俺たちがいるから思いっきり投げてこい」と声をかけられていたといい、小園投手も「1回終了した時に様子を見ても、良い力感で投げていた」と、安心して見ていたという。

市和歌山出身の千葉ロッテ・三家スカウトは「体のわりに力のあるボールを投げていたし、以前よりボールに角度がついていた。球種も豊富でまだまだ伸びると思う。小園という良い存在がいるので切磋琢磨し合っていると思う。」と評価した。

また、米田投手をリードした、こちらもプロ注目の松川虎生捕手について、「テンポ良く投げさせていた。投手のピンチの場面で声かけもしていて捕手としてちゃんとケア出来ている。打撃もちゃんと自分のタイミングをとれていた。」と評価した。

日本屈指のエース、そして屈指の2番手投手、強打で好リードの捕手がそろい、夏の甲子園出場に向けて陣容が整っている。しかし、23日には好投手・冷水秀輔投手のいる耐久高と対戦し、強さを見せる智弁和歌山もおり、厳しい夏が続く。小園投手・米田投手の起用がポイントとなりそうだ。

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▽ロッテ・三家和真スカウト (先発米田について)体のわりに力のあるボールを投げていたし、以前よりボールに角度がついていた。球種も豊富でまだまだ伸びると思う。小園という良い存在がいるので切磋琢磨(せっさたくま)し合っていると思う。(今秋ドラフト候補松川虎生(こう)捕手=3年について)テンポ良く投げさせていた。投手のピンチの場面で声かけもしていて捕手としてちゃんとケア出来ている。打撃もちゃんと自分のタイミングをとれていた。

スタンドから米田の投球を見たロッテの三家スカウトは「球に力があり、球種も豊富。1つ上に小園という良い先輩がいて、お互いに切磋琢磨してここまでやってきたのだと思う。これからも見ていきたいと思う」と今後も注目していくことを明言。小園も「彼が入学したときから一緒に練習してきた。あと1年あるのでもっと良い投手になって欲しい」と頼もしい後輩に期待を込めた。

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