日本航空の188cm左腕・ヴァデルナフェルガス選手は、この日の智弁学園戦でも7回途中で6安打7奪三振3失点と好投をみせ、高校野球を終えた。
やりきった
すがすがしい笑顔だった。試合に敗れた日本航空・ヴァデルナフェルガス選手は、「やりきって、後悔することもなかった」と話した。
「5回まで良い投球ができた。今日は真っすぐがいつもより良いボールがいっていた。コーナーに投げられたので最低限の投球はできた。」とこの日の投球を振り返ると、「本当に貴重な経験ができた。次につなげたいと思います」と話した。
ヴァデルナ投手は、188cmの長身左腕投手として期待され、昨年秋頃から急成長をみせていた。今年春の関東大会で、センバツ覇者の東海大相模に勝利し大きく名を挙げると、夏の山梨大会でもエースとして安定した投球をみせていた。
長身から出どころの見えにくい腕の振り、そして安定した制球力があり、甲子園でも屈指の好左腕投手だった。
進路については、「まだ決まってないですけど、大学かなと思っています」と話し、学力も優秀で東京六大学の大学に進むことを希望する。そして、「球速を上げたい。プロを目指して頑張りたい」と、大学4年間で成長してからのプロ入りを目指す。
大学では体をさらに鍛えていく過程で、フォームも作り直す事になると思うが、バランスも良く、フォームを維持する能力もあるヴァデルな投手なら、4年間で着実に成長できるのではないかと思う。4年後に150キロを投げる188cm左腕として、堂々たるドラフト1位候補になって欲しい。

今後について「まだ決まってないですけど、大学かなと思います」。成績も優秀で、東京六大学への進学を視野に入れている。それでも、その先の夢はただ一つ。「プロを目指して頑張りたいです」。さらなる進化を遂げ、4年後に夢舞台への門をくぐってみせる。
父はドイツとハンガリーにルーツを持ち、母は香港出身。英語と日本語を操るバイリンガルは、1回戦で今大会初の完封勝利を挙げた。注目の進路については「まだ決まってないですけど、大学かなと思っています」と話した。



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