この夏の甲子園で2本のホームランを放ち、捕手として巧みなリードをみせた京都国際・中川勇斗捕手が、プロ志望届を提出する以降であることが分かった。
相手も脅威
中川勇斗選手は京都大会決勝戦で逆転の2ランホームランを放って甲子園出場に導くと、甲子園でも初戦の前橋育英戦、そして3回戦の二松学舎大付戦で、いずれもプロ注目の好投手からホームランを放った。
また捕手としても森下瑠大投手、平野順大投手の2年生右腕を巧みにリードし、キャッチング、スローイングとともに、抜群の視野の広さに智弁学園・小坂監督も対戦前に最も警戒をする選手だった。
プロのスカウトも中川選手の評価は上がっており、捕手としての能力を評価する声も聞かれる。この日は「自分が何もできなかったという悔しい気持ちがある」と話したものの、将来の夢は「侍ジャパン」でプレーすることと話し、プロ志望届を提出する意向だという。
体が大きくない捕手だが、野球に対する姿勢が熱心で、チームを引っ張ってベスト4に導いた実績も大きく、ドラフト会議では下位、または育成での指名がありそうだ。
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中川プロ志望届提出へ スポーツニッポン紙面 2021/8/29
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