秋季高校野球埼玉大会では、武南高校の143キロ右腕・石橋凪仁投手が浦和実を8回5安打1失点に抑える好投を見せた。
エースで4番
石橋凪仁投手は既に最速143キロの速球を投げる投手として注目される。今年夏は3回戦の栄北戦で5回を投げると、4回戦の早大本庄戦では7回5安打1失点の好投をみせて勝利した。5回戦の昌平戦では8回13安打6失点だったが、1点差で敗れており、新チームへとつながる足がかりとなった。
この日の南部地区代表決定戦は浦和実と対戦し、投手としては8回5安打1失点で完投した。しかしチームは完封され、4番として打席に立ったものの、4打数ノーヒット3三振だった。
「打たれたのが1番悔しいけど、あの場面が2番目に悔しかった。自分が出て、ホームにかえってきて逆転できると信じていたので」と話し、9回の先頭打者で三振に倒れた事を悔やんだ。
夢はプロ野球選手、そのために「来年の夏までに最速150キロ」と話す。この冬の成長を期待したい。
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最速143キロ右腕。プロ野球選手になるため「空振りがとれる直球」を磨いている。「来年の夏までに最速150キロ」という目標に向けて、悔しさを糧にする。
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